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雪降る中の堤防ルアー根魚釣りで40cmアイナメとエゾメバルを好捕【北海道・噴火湾】

TSURINEWS

噴火湾エリアで仕留めた40cmアイナメ(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

北海道は初雪に見舞われ、厳しい冷え込みの中での釣行となりました。雪道の運転に気をつけながら向かった噴火湾エリアでは、厳しいコンディションが続く中、エゾメバルと40cmのアイナメをキャッチ!急な気温低下や産卵期でナーバスになった魚の攻略に悪戦苦闘しつつも、貴重な1尾に感謝する釣行でした。

噴火湾エリアでルアー根魚釣り

釣行日の11月7日の札幌は初雪に横殴りのあられで悪天候。北海道の冬の運転は慎重に。例年より早く北海道は初雪に見舞われ、この日札幌市は雪景色でした。

札幌から噴火湾エリアへ車で向かう場合、中山峠という峠道を運転することになります。峠はカーブも多い道が続くため、道中は今年初の雪道ということで気をつけて運転しました。

帰宅後、ニュースを見ていると、スタッドレスタイヤに変えていないドライバーの事故が多発しているという報道もちらほら。家に帰るまでが釣りであり、家に帰るまでがアウトドアです。北海道は冬の釣りものも盛んなので、本州からお越しになる方も道民の方も、冬道の運転には特に気をつけましょう。

スタッドレスタイヤ必須(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

タックルについて

・ロッド:DAIWA BLAZON S68MH-2
・リール:DAIWA CALDIA LT3000-CXH
・ライン:X-BRAID UPGRADE X8 0.8号
・リーダー:Seagur フロロショックリーダー 12lb
・シンカー:Junglegym ビーンズシンカー 5g
・フック:DECOY キロフック #3
・ワーム:NORIES 2-1/2 PADTUE リアルゴビィ

最初の漁港はタフな状況

初雪の峠道を慎重に運転して向かった噴火湾の漁港。やや風はあるものの、峠を越えると雪はなく天気もよかったので、そのままエントリーすることにしました。

沖10mくらいまでケーソンが敷き詰められているハードボトムエリアにエントリー。ケーソンの隙間や穴、エッジ付近を丁寧にチェックするも、全く反応が得られません。

急な気温低下と、卵を産み始めてシビアになっていることが影響しているのか、ワームのアクションやスピードを変えても全く反応が得られず、もどかしい状況が続きました。

漁港内を移動して船場周りのケーソン絡みの地形もチェックしましたが、魚からの反応は得られないまま、釣行時間は残り約3時間。ここで隣の漁港へ移動を決断しました。

エゾメバルをキャッチ

ここの漁港も地形の変化がはっきりしており、2時間もあれば全てチェックできるほどの小規模な漁港。

最初はシャローエリアにエントリー。手前にはケーソンがあり、沖側は敷石が敷き詰められてカケアガリになっており、ブイの下にアンカーが入っている複合エリアです。

ケーソンのエッジをなぞるようにライトリグでトレースしていると、コンコンとバイトがありヒット!

本日初ヒットでエゾメバルをキャッチ!タフコンディションの中で釣れた1尾だったので、小ぶりでしたが嬉しかったです!

エゾメバルを手中(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

40cmのアイナメキャッチ

沖側には敷石が敷き詰められていて、カケアガリが形成されており、ブイの下にはアンカーが入っている複合的な要素がある場所へキャスト。

上記のポイントへキャスト(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

夕まずめと時合が絡み、口を使うタイミングではないかと考え、いかにもというこの複合ポイントへキャスト。ここでダメなら帰ろうと腹を括ってアプローチを続けました。

敷石絡みをボトムに当たりすぎないようにスローに引きたいと考えたとき、今回は5gのシンカーのタッチ感が最も良かったため、風の影響でやや操作しにくかったものの、そのまま5gのシンカーをセットしたライトリグでゆっくりボトムをロッドアクションで引いてきました。

すると「モソッ」とバイトがあり、フッキングが決まってヒット!グングンと引く手応えで良いサイズの予感!慎重にランディングしてキャッチしたのは、40cmの卵を持っているメスのアイナメでした!

40cmのアイナメを仕留めた(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

タフな状況で貴重な1尾に感謝

今回は初雪で急な気温の低下と産卵に入ったナーバスになったアイナメの攻略に悪戦苦闘し、後半まで全く魚からの反応を得られないタフコンディションの中、厳しい釣行となりました。

色々試す中で厳しい状況でも続けた自分の釣りと、信頼しているワームを用いて集中し続けて釣れた1本は、とても価値ある1尾となり、実りある釣行となりました。

北海道は本格的な冬も近いですが、通える限りでフィールドに足を運び、引き続きロックフィッシュゲームを楽しみたいと思います。

<久末大二郎/TSURINEWSライター>

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