自分の貪欲さと向き合ってみた【ケイコモエナのスイス妊娠日記#39】
こんにちは!ケイコモエナです!
スイス人夫の元に嫁ぎ、スイスのアルプスの麓のど田舎に住んでおります。見渡す限り山、山、山、牛、羊、ヤギ、空です。
この連載では、長男のイチがまだ小さい頃のお話で、ふたりめの妊活を始めた頃のエピソードを赤裸々に綴りました! 笑いあり、涙ありの私の妊活話、楽しんでいただけると幸いです。
前回は、毎月毎月の検査で胎児の性別が分からず悶々としたお話しでした。
今回は、その出来事から私がフっと思った自分の貪欲さに気がついたお話です。
妊娠さえできればっっっ。と言う願いが叶った途端、
やっぱり女の子が欲しいっっっ。
早く知りたいっっ!
先生、毎月毎月なんで分かんないの!!
キー!!!
そんなキーっとなってる自分をハタっと振り返ると、ほんと自分の貪欲さに嫌気を感じました。
ひとつの願いが叶うと、願いは増えるばかり。
私には感謝が足りない。足りないからそんな欲が次から次へと出てくるんだ。
なんて自分は愚かなんだろう。
おなかに来てくれた赤ちゃんも呆れてる?
それとも卑しい私を戒めてくれてるのかも?
ダメダメだ私ー!
そんな自己嫌悪にずぶずぶ入り込んでしまいました。
だけど!この貪欲は良くないと思ってても消えない!
そんな貪欲でもいいじゃない!
望む心を否定しても何も変わらない、出てくるのは自己嫌悪だけ。
だったら貪欲な心がある自分を認める。
自分の嫌な部分も否定せず、称賛せず、ただ認める!
それって超大事ーーーー!
って勝手に自分で自分に話かけ、おなかの子にも話しかけ、訳のわからないセルフセラピー(笑)を実行し、負のループから抜け出し、いざ9ヶ月検診へ!
私、こんな感じでいつも自問自答、自己嫌悪、訳のわからないセルフセラピーと、頭の中でひとり芝居やりまくってて、思考が常にパンパンです。
あぁ無になりてーー。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ケイコモエナ
「ぼんち揚げ」をこよなく愛すコテコテの関西人です。スイス人夫、長男のイチ、末っ子のゆあ、とスイスのアルプスの麓の小さな村に住んでいます。育児にまつわるつぶやきや、母としての思いをゆるくインスタにて綴っております。
※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。