ネコニスズ、「いい兄ちゃん」が赤ちゃんになって「おもしろ荘」優勝?
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、2月20日の放送にお笑いコンビ、ネコニスズ(ヤマゲン、舘野忠臣)が出演した。2024年12月31日から2025年1月1日にかけて放送された「ぐるナイ年越しおもしろ荘!」で優勝を果たしたコンビだ。
ヤマゲン(ネコニスズ)「どうも、ネコニスズです。僕がヤマゲンと申しまして……」
舘野忠臣(ネコニスズ)「僕が赤ちゃんです」
ヒコロヒー「舘野さんですよね(笑)。私、昔からライブでご一緒していて。そのとき舘野さんは”舘野さん”で、いい兄ちゃんという感じだったんです。でもちょっと目を離した隙に毛が伸びて『赤ちゃんです』と名乗り始めて。界隈に混乱を招いています」
大竹「舞台の上では赤ちゃんキャラで、ヤマゲンが相手しているという設定。なんで赤ちゃんキャラが生まれたの?」
舘野「とにかくかわいくなりたくて。52歳の姉がいるんですけど、姉からも『かわいい、かわいい』と言われて育ってきて。末っ子の感じで甘やかされて育ったので……」
大竹「変なうち?」
舘野「いたって正常なおうちです(笑)。みんな優しい。前のキャラクターというか普通の青年のときはあまりうまくいかなくて。頭打ちになって。そのときはモテたくて仕方なかったんです」
ヤマゲン「(舘野は)もっとやせていたんです。マッシュルームカットでバンドマンみたいな見た目をしていて」
舘野「それだとウケもあまりなかったので、髪の毛を伸ばして、気持ち悪くなろう、と」
大竹「気持ち悪いという自覚はある」
舘野「ないよー!」
ヒコロヒー「無理あります(笑)」
ヤマゲン「自覚は本人もあると思います。ただ、いま劇場で『かわいい』みたいになっているんです。Xとかでも『かわいい、かわいい』と書かれて。僕はいま『キモいねん』というツッコミを軸にやっている。そうしたら『キモいのおまえだよ』みたいな派閥が現れて。『ネコニスズのキモいほう』と言われるんです」
大竹「どこから見ても真っ当だけど! 声もいいし!」
ヤマゲン「ありがとうございます、僕、声もいいし!」
ヒコロヒー「赤ちゃん以前の青年のころも、ライブシーンでもずっとおもしろかったんです。でもなかなか……というときに赤ちゃんになって。この2年ぐらいは赤ちゃんのまま、結果が出ないという時期だった。ワシからしたら、おもしろかったお兄さんが赤ちゃんになっただけだったんです。実力はありましたから、ようやく(『おもしろ荘』で優勝した)」
大竹「世間は『気持ち悪い』っていうのを求めているのかもしれないな。(舘野に)肩幅しっかり張っているし」
舘野「プロレスラーぐらいの肩幅で(笑)」
ヤマゲン「最近スリーサイズとか計ったんですけど、僕より赤ちゃん(舘野)のほうが全部デカかったです」