大好きなランチはすぐそばに!イチモニ!MC福永アナが大好きなガレットを紹介!
毎日のランチ、何を食べようか悩んでいませんか?「昨日の残り物のお弁当は飽きたな…」「外食したいけど、どこに行けばいいか分からない…」そんな“ランチ難民”の皆様に、とっておきの情報をお届けします。
みなさんのお昼を助けたい!北海道の朝の情報番組「イチモニ出演者」が足しげく通うランチのお店をご紹介します!
HTB北海道テレビの朝の情報番組「イチモニ!」の人気コーナー「私の行きつけランチ」。番組出演者たちが、本気で通い詰めるお気に入りのお店を全力でプレゼンす企画です。
福永アナが熱烈推薦!おしゃれで美味しい「ガレット」って?
「私の行きつけランチ」。今回、紹介してくれるのは福永裕梨アナウンサーです。「行きつけのお店を教えてください」というスタッフの問いに、福永アナは少し考えてから、自信に満ちた表情でこう答えました。
「ちょっとおしゃれな感じなんですけど、ガレットのお店に、最近もう、足しげく通っております!」ガレットと聞いて、ピンとこない方もいるかもしれません。福永アナは「そば粉のクレープ生地の上にいろんな具材が乗っていて、ナイフとフォークでいただくものです」と説明。その魅力を伝えようと、自らペンをとり、ガレットの絵を描き始めました。
四角く折りたたまれた生地の上に、レタスとトマトのようなものが乗った可愛らしいイラスト。その絵からも、福永アナのガレット愛がひしひしと伝わってきます。
HTBすぐそば!キッチンカー「N.Y kitchen」で本場の味を
福永アナが紹介してくれたお店は、なんとHTB本社が入る「さっぽろ創世スクエア」のすぐ目の前に出店していました。その名も「N.Y kitchen」。電球の温かい光に照らされた、おしゃれなキッチンカーです。
このお店を切り盛りするのは、猪原佳子さんと、ロシア出身のナタリア・プロトニコワさんのお二人。もともと同じお店で働く同僚でしたが、二人で独立し、このキッチンカーを始められたそうです。
福永アナの行きつけランチメニューは、もちろん「ガレット」。フランス発祥の郷土料理で、猪原さんによると「そば粉で作るクレープのようなお料理」とのこと。N.Y kitchenでは、その本格的なガレットを、ワンハンドで手軽に食べられるスタイルで提供しています。
今回は特別に、スタジオの出演者のために、この場でガレットを焼いてもらうことに。一体どんなこだわりが詰まっているのでしょうか。
【こだわり①】道産ダッタンそば「満天きらり」が香る、唯一無二の生地
番組では、事前に中島公園で営業中の「N.Y kitchen」を取材。このキッチンカーは実店舗を持たず、中島公園のほか、大通公園や赤れんが庁舎前の「アカプラ」、そしてHTB前の創世スクエアなど、札幌市内を日替わりで巡って営業しています。(出店場所は公式Instagramで確認できます)
「飽きないかなって心配になるぐらい(福永アナは)来ていただいています」と店主も笑うほどの常連っぷりを見せる中、いつもの「スモークチキンガレット」(850円)を注文。早速、こだわりの調理工程を見せてもらいました。
まず驚かされるのが、生地の香り。キッチンカーの中は、そばの香ばしい匂いで満たされています。
「この生地は、ただのそば粉ではなく、ダッタンそばをブレンドして作った生地です」とナタリアさん。
使用しているのは、北海道産のダッタンそばの新品種「満天きらり」。通常のそば粉に比べ、味が濃く香りが強いのが特徴です。さらに、そのそばの実をあえて粗く削り、ブレンドすることで、そばの風味だけでなく、つぶつぶとした食感も楽しめるように工夫されています。この生地こそが、N.Y kitchenのガレットの美味しさの原点なのです。
【こだわり②】パリッパリ食感を生み出す、本場仕込みの焼き方
こだわりの生地を、高温に熱した円形の鉄板へ。ここからが職人技です。生地を薄く、均一に、そして素早く広げていきます。高温で手早く焼くことで、あの独特のパリパリ食感が生まれるのです。
焼きあがった生地の上に、クリームチーズを塗り、スモークチキンを乗せていきます。多い日には1日に500枚、イベント時には2日で1000枚焼いたこともあるというから驚きです。
そして、もう一つのポイントが野菜の乗せ方。一般的なガレットでは具材を生地と一緒に鉄板の上で火を通しますが、N.Y kitchenでは、焼きあがったガレットに最後に新鮮な野菜を包み込みます。
こうすることで、野菜のシャキシャキとした食感を損なうことなく、生地のパリパリ感とのコントラストを最大限に楽しむことができるのです。
福永アナも、出来立てのガレットを一口。「これです!このザクザクの生地。本当に香ばしくて、そばの風味がしっかり鼻から抜けて、本当に美味しいです」と至福の表情。
生地の美味しさはもちろん、スモークチキンやチーズ、新鮮な野菜とのハーモニーが絶妙な一品です。
【こだわり③】師匠から受け継いだ、本場フランスの伝統技術
この本格的な味わいの背景には、店主・猪原さんの確かな経験がありました。猪原さんは、フランス出身のシェフが営むお店で長年修行。そこで本場のガレット作りを徹底的に学びました。
「最初はすごく慣れなくて、たくさん怒られました」と当時を振り返る猪原さん。特に、本場の鉄板の使い方は日本で知られているものとは全く違ったと言います。
「クレープだと鉄板の真ん中に生地を落として広げるんですが、ガレットは端に生地を落として、1回で薄く広げて焼くんです。だから薄く手早く焼けるんです」
この本場フランスの伝統的な作り方を忠実に守っているからこそ、唯一無二の味が生まれるのです。福永アナが初めて食べた時に感じた「フランスの風が吹いた」という感想は、まさに的を射ていたのでした。
スタジオ出演者も大絶賛!焼き立てガレットの「パリパリ音」に感動
福永アナと猪原さんがスタジオに到着すると、待ちわびていた出演者たちから歓声が上がります。手渡されたのは、まだ温かい焼き立ての「スモークチキンガレット」。
一口食べた瞬間、スタジオ中に「パリパリッ!」という心地よい音が響き渡ります。「パリパリ!」「美味しい!」「香りもいい!」と、その食感と風味に全員が感動。
「日本のガレットはモチモチしたお店が多いけど、こんなパリパリは珍しい」と、その本格的な食感に驚きの声が上がります。そば粉の豊かな香りと、ザクザクとした生地の歯ごたえ、そしてジューシーなスモークチキンとフレッシュな野菜の組み合わせは、まさに至高のランチです。
美味しさの秘密は“クレープ界のランボルギーニ”にあり!
この究極のパリパリ感を実現している秘密は、調理器具にもありました。
使用している焼き台は、フランスから取り寄せた特別なガス式のマシン。「火力も強くパリパリに焼ける」この焼き台は、なんと“クレープ界のランボルギーニ”と称されるほどの逸品だとか。
さらに、パリパリ食感のもう一つの秘密は、前述した「そば粉の挽き方」にあります。大小の粒に挽き分けることで、生地の間に空気が入り、発酵がうまく進むことで、焼いたときに独特のクリスピーな食感が生まれるのです。この特殊な製法に対応してくれる製粉会社はなかなか見つからず、修行時代の師匠に紹介してもらって、ようやく理想の生地にたどり着いたという、まさにこだわりと情熱の結晶です。
毎日のお昼ご飯に、少し特別な彩りを添えてくれる「N.Y kitchen」の本格ガレット。ぜひ一度、その本場の味と食感を体験してみてはいかがでしょうか。
N.Y kitchen
メニュー: スモークチキンガレット 850円 など
出店場所: 札幌市内各所(日替わり)
情報: 詳しい出店スケジュールは、公式Instagramをご確認ください