エコでお得!でも面倒…リアル「詰め替え」事情
●【6月25日は詰め替えの日】日本初の詰め替え化粧品が誕生
1974年6月25日、ちふれ化粧品が化粧品業界では日本初となる「詰め替え化粧品」を発売しました。1973年のオイルショックによって、あらゆる物資が不足していた時代に、「価格維持」と「省資源」を叶えたのが「詰め替え化粧品」でした。
当時は先端をハサミで切って使うチューブタイプでしたが、その後、改良を重ねて、今でもおなじみのパウチタイプに進化したそうです。
お得なはずの詰め替えがムダに!こんなに詰め替えで苦労するママが
化粧品だけでなく、キッチン洗剤、洗濯洗剤、シャンプー・トリートメントなどなど。「詰め替え商品」の種類は増えています。「省資源」でゴミも軽量化され、エコであるとともに、詰め替え商品のほうが安く、家計にやさしいのもうれしいところ。一方「詰め替え」についての悩みもあるようで…。
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちの「詰め替え事情」聞いてみました。
「最近は詰め替えしやすいように、工夫してるタイプもあり助かっていますが、斜めのは無理です。今日もお風呂の洗剤を詰め替え時にこぼし、ボトルはベトベトになるし、もったいない!!もう少し落ち着いてやればいいんですけどね」
「私も7回分とか書かれた大きな補充用の液体洗剤など買いますが、3回分くらいにしかなりません。うまく入るんですが、スピードの読みが甘いというか…ラストスパートが読めないというか…蓋の分をうまく計算できないというか…
必ず溢れ出して、あ~あ…となります」
「企業努力ですごく詰め替えやすいのあるんですよね。切り口がストローで補強されていたり、プラスチックのキャップ付きのはいい感じです。しかし、手で切れますとか書いてあるのに、切り口がふにゃっとしてるのとか、えらく細い線でしか出てこないヤツとかイラッとします。そして、大容量お得パックを15%くらいこぼしてしまった時、脱力します…」
なんと!
こんなに「詰め替え」作業で苦労しているママがいたとは。
その結果なのか「詰め替え」をあきらめる人も。
「結構やっている方が多いと思いますが、食器用洗剤の本体のキャップを外してそのまま詰め替え用ボトルに付けて使う。
お徳用サイズの4回分までは平気で使えるように思います」
「私も詰め替え大嫌いでした!ですが、詰め替えパックをそのまま使えるキャップ商品を購入して、悩みから解消されました。めっちゃ楽です。良かったら、お試しあれ」
せっかくの「詰め替え」も苦痛を伴うようでは続けにくいもの。便利グッズを活用するのも大事ですよね。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。