ミルクレープ|基本のレシピ
ミルクレープがおいしく仕上がるポイント!
生地を休ませる
裏返すタイミングを見極める
クリームは固めに
【材料】(6号1台分)
薄力粉:50g
強力粉:40g
グラニュー糖:20g
卵:2個
牛乳:250cc
バター(無塩):20g
生クリーム:250cc(乳脂肪分40 % )
グラニュー糖:大さじ1と1/2杯
【作り方】
1: ボウルに卵を割り入れ、よく溶きほぐします。
2: 別のボウルに薄力粉、強力粉をふるい入れます。
※強力粉を加えることでもっちりとした生地に仕上がります。
3: グラニュー糖を加えて混ぜます。
※塊がある場合は潰してください。
4: 溶きほぐした卵を加え、粉気がなくなるまで混ぜます。
5: 牛乳を2〜3回に分けて加え、その都度よく混ぜて溶きのばします。
※ダマができないよう分けて加えてくださいね。
6: 溶かしたバターを加えて混ぜます。
7: 常温で30分〜1時間ほど休ませます。
※生地を休ませることでグルテンが安定し、薄くキレイに広がる生地になります。
8: フライパンにサラダ油を薄く引き、弱火にかけます。
※火加減が強すぎると生地を広げる前に焼き固まってしまうので、弱火で加熱してください。
9: 寝かせておいた生地を軽く混ぜ、レードルの8分目ほどをフライパンに流し入れ、広げます。
※動画では50ccのレードルを使用しております。
※生地を流し入れたら手早くフライパンを動かして均一になるよう広げます。
10: 外側がパリパリと剥がれてきたら、菜箸などを使って裏返し10秒ほど焼きます。
※フライ返しでも裏返せますが、菜箸を使うと生地を傷つけずに裏返すことができます。火傷に充分気をつけて作業してくださいね。
11: キッチンペーパーを敷いた皿に移し、冷まします。この作業を生地がなくなるまで繰り返します。
※生地の厚さが均一になるよう、なるべく同じ分量流し入れてください。
※15cmのフライパンで14枚ほど焼けます。
12: 生地が全て焼けたらしっかり冷まします。
※温かいうちにクリームを塗るとだれてしまうので、しっかり冷ましてから組み立ててください。
13: クリームを作ります。ボウルに生クリーム、グラニュー糖を加え、8分立てにします。
※生クリームは泡立てる直前まで冷蔵庫で冷やしておいてください。
※夏場など室温が高い場合は氷水にあてながら泡立ててください。
※泡立てがゆるいと組み立てた時に崩れてしまうため、ツノが立つまでしっかり泡立ててください。
14: 回転台に生地を1枚のせ、クリームをひとすくい塗り広げます。これを繰り返します。
※なるべく均一な厚さになるよう塗り広げてください。
15: 全て重ねたら乾燥しないようにラップで包み、冷蔵庫で2時間以上冷やします。
※必ず冷蔵庫で休ませてから切り分けてください。
16: お好みの大きさに切り分けたら完成です。
※包丁を温めておくことでクリームがほどよく溶け、なめらかに切りやすくなります。
※包丁を前後小刻みに動かしながら切り分けます。
よくある質問
・保存期間・保存方法について
すぐに召し上がらない場合は、清潔な容器に入れて保存し、翌日中にはお召し上がりください。
Q. ミルクレープはすぐに食べるべきですか?
A. ミルクレープは作ってすぐも美味しいですが、ラップに包んで冷蔵庫で1晩寝かせると、味が馴染んでよりしっとりとした食感になります。冷やすことで生クリームが固まり、切り分ける際も崩れにくくなるというメリットもあります。
Q. ミルクレープはどんなアレンジができますか?
A. ミルクレープは様々なアレンジが可能です。抹茶やココアを生地に混ぜて風味を変えたり、チョコレートクリームを使用したり、いちごなどのフルーツをサンドしたりできます。また、表面をキャラメル化したクレームブリュレ風や、くるくる巻いて作るロール型など、見た目を楽しめるアレンジも人気です。
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ライター:macaroni 料理家 えも(料理研究家 / 調理師 / 製菓アドバイザー)