23歳の誕生日を迎えたおじいちゃん猫 長寿の秘訣とは?
SNSにはたくさんの愛猫が投稿されていますが、そのなかに23歳の長寿猫を発見!9月10日に23歳を迎えたのは、SIGMAさん(以下、投稿者)宅で暮らすミックス猫の空(くう)ちゃん。
コメント欄は「23歳すごい!」、「猫たちの期待の星」、「これからも長生きしてね」など、祝福で溢れています。
■ 2001年に誕生した保護猫の空ちゃん
投稿者によると、空ちゃんは2001年9月10日に母猫と思われる地域猫に咥えられて投稿者宅にやってきたのだとか。
始めは飼うつもりはなかったという投稿者家族ですが、不思議な出会いと空ちゃんの可愛さには抗えなかったとのこと。
獣医師に診てもらったところ、当時空ちゃんは生後1か月程度。いつ産まれたかがはっきりとはわからないため、保護した日を誕生日とし家族として迎え入れたそうです。
■ 人間の年齢に換算すると108歳!
そして2024年9月10日に23歳の誕生日を迎えた空ちゃん。最近動物病院に行った際、看護師さんが空ちゃんより年下で驚いたといいます。
猫の23歳は人間の年齢に換算するといったい何歳になるのか気になるところですが、環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」に明記されている「猫と人間の年齢の目安」によると、猫は最初の2年で24歳、3年目からは1年に4歳ずつ年をとるとのこと。これを当てはめると、なんと空ちゃんは人間の年齢で108歳の超ご長寿猫ということになります。
■ 長寿の秘訣は「よく食べること」
長寿の秘訣を聞いてみると、「なによりこの年齢になっても本当によく食べる」と投稿者。味の好みはあれど、カリカリもウェットフードもおやつも何でも食べられるという空ちゃん。現在は獣医師さんと相談の上、栄養と体重保持のため欲しがったらなるべく与えるようにしているそうです。
とはいえ、超おじいちゃん猫の空くんは、今ではソファの上に登るときには子ども用の補助階段が必要なのだとか。お気に入りの場所にいくためにゆっくり階段を上がっていく後ろ姿は、貫禄たっぷりで愛らしいそうです。
甘えん坊でおっとりとした穏やかな性格という空ちゃん。家族からは毎日何度も「可愛い」と声をかけられ溺愛されているとのこと。もしかしたらその愛こそが、一番の長寿の秘訣なのかもしれません。
<記事化協力>
SIGMAさん(@psychopass_S)
<参考>
環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン~犬・猫の健康を守るために~」
(一柳ひとみ)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 一柳ひとみ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024091501.html