【北海道日本ハムファイターズ】 沖縄 名護・国頭キャンプ2025年の日程や見どころ、注目選手は?
2025年も北海道日本ハムファイターズ春季キャンプが始動! 一軍は2月1日~26日までタピックスタジアム名護、ファームは2月1日~25日までかいぎんスタジアム国頭で球音を響かせます。 昨季は6年ぶりのAクラス入り。前年までの2年連続最下位から、貯金15のリーグ2位という大躍進を果たした。さらなる成長と高みを目指すべく、新スローガンは「大航海は続く」に決定。新庄監督も就任4年目を迎え、BIGBOSS体制の真価が問われる2025年シーズンとなる。大航海の先に待つのは栄冠であることを信じて今春、名護市と国頭村の地から戦いの準備を整える。 今記事では、沖縄テレビきってのプロ野球通・普久原ディレクターが独自の視点で、北海道日本ハムファイターズ名護キャンプの見どころをご紹介!
2025年の名護キャンプについて
昨年のオフに積極補強を敢行、獲得した新戦力が躍動した2024年シーズンとなった。 一発が打てる助っ人として期待されたF・レイエス選手は打率.290本塁打25本と期待に応える活躍を見せた。 FAで獲得した山﨑福也投手も二桁勝利をマーク。 きわめつきは現役ドラフトで獲得した水谷瞬選手が97試合353打席に立ち、打率.287と大ブレーク。 生え抜き組でも若手の田宮捕手、水野選手、上川畑選手、五十幡選手などが台頭。若手とベテランがかみ合い2位躍進の原動力となった。 前年同様、着実にチーム力向上のための補強を惜しまなかったファイターズ。台湾球界からは有望株・古林投手を獲得、今オフもFA市場に参戦し中日ドラゴンズから福谷浩司投手を獲得。2016年以来、9年ぶりのリーグ優勝を狙える戦力が整った新庄ファイターズは歓喜の瞬間を目指して春季キャンプから万全な準備を進める。
一軍キャンプ地のタピックスタジアム名護は外野スタンド後方に太平洋が望める景観が魅力の野球場。内野スタンド、特にバックネット裏から球場全体を見渡した景色は格別!心地よい海風を感じながらビールを片手に野球観戦を楽しんでみてはいかが。 さらにこれまでも度々春季キャンプで話題になった、新庄監督の特等席「SHINJO STAGE」は今年も登場するのか!独自の視点で選手たちを見守る新庄監督の一挙手一投足にも目が離せない!
ハム党必見!2025年 春季キャンプの注目トピック
【1】未来のスターは国頭にあり?やんばるの地でしのぎを削る若手プロスペクト達
昨年リーグ2位に躍進したファイターズの強さの要因は前述の通り新戦力の台頭。 それはFA獲得選手や助っ人外国人だけではない。2024年に支配下登録した2人の育成出身選手・柳川大晟投手、福島蓮投手の活躍で若手中心のチームに勢いをもたらしたのも一つのスパイスとなった。彼ら2人だけではなく、ファイターズは12球団屈指のプロスペクト(有望株)をそろえているチームといっても過言ではない。 投手では畔柳亨丞、松浦慶斗、孫易磊、細野晴希、根本悠楓、達孝太、野手をみても阪口樂、有薗直輝、明瀬諒介、矢澤宏太など。彼らそれぞれがかつてアマチュア球界でも注目を浴び続けた世代を代表する選手たちで、彼らの多くはファームの練習施設で研鑽に励んでいる。こうしたプロスペクトが春季キャンプで集結するのは一軍の名護市ではなくファームの国頭村が中心になることが予想され、やんばる(沖縄県北部)の地がフレッシュな掛け声に包まれ熱気を帯びた鍛錬の風景が広がりさらに賑やかになるはずだ。
【2】昨年大ブレーク!田宮裕涼、ブレーク2年目のジンクスを破れるか。
そしてもう一人の大躍進の立役者が、プロ7年目を迎える24歳の若手捕手・田宮裕涼選手である。プロ入り5年間で31試合の出場にとどまっていたが、昨季は新庄監督の抜擢で開幕マスクを被るとその試合でいきなり2安打を放つ活躍。シーズンを通して109試合に出場し、打率2.77、85安打をマークしオールスターゲームにもファン投票で選出された。特筆すべきは盗塁阻止力で、彼の強肩は「ゆあビーム」と称され送球の強さと正確さは相手ランナーの度肝を抜く一級品。大ブレークを果たした2024年シーズンだったが、一般的に言われる「(ブレーク)2年目のジンクス」を乗り越え、正真正銘のファイターズの顔となるスターに成長を遂げることができるのか。 田宮の他にも、実績豊富なベテラン伏見寅威選手、生え抜きの中堅・清水優心選手、打てる捕手として期待のかかる進藤勇也選手、野手での出場も多い郡司裕也選手、アリエルマルティネス選手もラインナップによっては捕手での起用も可能。楽ではない正捕手のポジション争いが待つ春季キャンプをどのように乗り越えるのか!
春季キャンプ限定グッズ
これまで、タピックスタジアム名護の内野コンコースに特設されている球団オフィシャルグッズショップには、朝早くから続々とファンが来店していた。昨年は、インパクト大の新庄監督のオリジナルグッズや沖縄らしいデザインの限定グッズなどが人気を博していた。 毎年、新庄イズムで来場した人々を楽しませてくれる名護キャンプ。今年のグッズも大注目だ。
見て楽しい、食べておいしい!球場めし
スタジアムとサブグラウンドの間の通路には、フードトラックも立ち並びランチも手軽に味わえる。 昨年、一際人気を集めていたのが球団の親会社・日本ハムの定番商品「シャウエッセン」のフードトラック! 早朝から絶えず行列ができていた。ここでは、旨味とコクたっぷりのあらびきポーク肉を天然の羊腸に詰めた、シャウエッセンが挟まった「シャウエッセンホットドッグ」が味わえる。球場で味わうシャウエッセンは格別なこと間違いなし!である。
2025年 日本ハムファイターズ名護キャンプ日程と試合スケジュール
キャンプ場所と日程
場所 一軍:タピックスタジアム名護(名護市営球場) 二軍:かいぎんスタジアム国頭 期間 一軍:2025年2月1日(土)~26日(水) 二軍:2025年2月1日(土)~25日(火) 休養日 一軍:2025年2月5日(水)・10日(月)・11日(火・祝)・14日(金)・20日(木)・25日(火) 二軍:2025年2月5日(水)・10日(月)・14日(金)・19日(水) ※休養日は天候等により変更する可能性があります。
試合スケジュール
沖縄春季キャンプ中に行われる北海道日本ハムファイターズの試合日程(紅白戦・練習試合・オープン戦)です。球団の公式発表をもとに随時更新いたします。 2025年2月8日(土)13:00~ 北海道日本ハムファイターズ(紅白戦) 沖縄県タピックスタジアム名護 2025年2月9日(日)13:00~ 北海道日本ハムファイターズ(紅白戦) 沖縄県タピックスタジアム名護 2025年2月11日(火)13:00~ 東北楽天ゴールデンイーグルスVS北海道日本ハムファイターズ(練習試合) 金武町ベースボールスタジアム 2025年2月13日(木)13:00~ 北海道日本ハムファイターズVS中日ドラゴンズ(練習試合) 沖縄県タピックスタジアム名護 2025年2月15日(土)12:30~ 北海道日本ハムファイターズ(紅白戦) 沖縄県タピックスタジアム名護 2025年2月16日(日)13:00~ 北海道日本ハムファイターズVS東北楽天ゴールデンイーグルス(練習試合) 沖縄県タピックスタジアム名護 2025年2月18日(火)13:00~ 中日ドラゴンズVS北海道日本ハムファイターズ Agreスタジアム北谷 2025年2月20日(木)13:00~ 北海道日本ハムファイターズ二軍VS阪神タイガース二軍(練習試合) 沖縄県タピックスタジアム名護 2025年2月22日(土)13:00~ 東京ヤクルトスワローズVS北海道日本ハムファイターズ(オープン戦) ANA BALL PARK 浦添 2025年2月23日(日)13:00~ 北海道日本ハムファイターズVS東北楽天ゴールデンイーグルス(オープン戦) 沖縄県タピックスタジアム名護 2025年2月24日(月)13:00~ 北海道日本ハムファイターズVS台湾 味全(練習試合) 沖縄県タピックスタジアム名護 ※紅白戦・練習試合は無料です。 ※オープン戦は有料のため、チケット発売情報は球団公式の発表をご確認ください。 ※いずれも予定のため、変更となる場合があります。
2025年 キャンプ関連情報
名護キャンプ(一軍)場所
タピックスタジアム名護
住所
〒905-0011 沖縄県名護市宮里2丁目1
マップコード
206 626 577*72
国頭キャンプ(二軍)場所
かいぎんスタジアム国頭
住所
〒905-1414 沖縄県国頭郡国頭村半地273
マップコード
485 799 680*64