神戸空港エリアでのアジングで本命好捕 潮目の20カウントレンジで連発
雨を覚悟して5月中旬の日曜日、友人とアジングに出かけた。神戸空港の釣り開放ポイントは競争率が高いが、雨予報で人が少なくなると見越して向かった。釣具屋に立ち寄り神戸空港へ。人は少なく、沖へ遠投してアジを釣り上げた。今回は、雨が強くなり一時撤収しながらもアジングを楽しんだ様子をお伝えしたい。
神戸空港エリアでアジング釣行
5月半ばの日曜日の朝、友人から「雨降るまでアジングに行かない?」とお誘い。予報を見ていると夕方くらいまでは天気が持ちそうな雰囲気だったので二つ返事でOKを出した。最近の傾向と今までの記憶から神戸周辺なら何とか結果が出るのではと考えて神戸空港のベランダをセレクトした。
神戸空港は神戸市内でも唯一と言っていい釣り開放ポイントである。それ故に人気も高くポイント競争率も高いが午後から雨予報だと人も少ないだろうという考えだ。友人を拾って釣具屋経由で一路神戸空港を目指す。まだ晴れてはいるがやはり予報通りこの時間にしては少し暗い。
駐車場に止めてポイントへ移動。やはりいつもの日曜日より空の箇所が多い。まずは手前からサーチするため0.8gのジグヘッドでキャスティングしていく。周りは青物狙いの人が多くサビキのファミリーは少ない。時折ベイトの群れは通るが反応がない。
すると隣の方が声を掛けて来た。どうやらアジングが3回目でどうにか釣れたもののどうやって釣ったらいいのか分からないので教えて欲しいとのことだった。
沖への遠投で本命がヒット
手前をじっくり攻めて見たがやはり反応がない。ジグヘッドを一気に1.5gのタングステンジグヘッドに変更して沖の様子を見てみる作戦に変更とした。今回はミザールの針「鯵刺」にタングステンビーズを装着した自作でワームは同じくミザールのラニーノーズⅡのコンビとした。
風上にフルキャストして10カウントから順番に落としていく。アタリが無ければ15カウントという具合にレンジや投入箇所を替えていると小さな潮目が寄って来ていた。
潮目に向けてキャスト。20カウントからレンジキープする方法で寄せると小さいがアタリが出た。しかしアワセ損ね。もう一度同じ個所に投げてレンジキープすると今度は確実なアタリ。上手く掛けることができた。
ドラグが出て潮に乗ったアジの重さが伝わる。徐々に寄せて一気に抜き上げた。デイアジング成功。周りが釣れていない中でのヒットは気持ちがいい。友人にも情報を共有して攻めるがどうやら掛けるのが難しいようだ。
再現性は高いと感じてもう一度投入すると次もヒット。完全に掴んだ。
雨が強くなり一時中断
3連発でさぁ!これからや……と思っていると、明石海峡大橋がついに雨柱の中に入ってしまった。これは戦略的撤収。お隣の初心者の方は何とかガシラを一匹釣りあげていた。
挨拶もそこそこに駐車場に移動。駐車料金精算をしていると大粒の雨がフロントガラスを叩き始めた。さぁ雨の間はIKEAで買いモノとしよう。
夕マズメに芦屋浜の高架下ポイントへ
買い物を終えて友人と次のポイントを考えていると友人の提案として高速道路の高架下ポイントに入れる芦屋浜がいいのではという提案が来た。なるほど、そこなら少々の雨でも釣りは可能だ。
神戸空港を出て約20分で芦屋浜西側の駐車場に車を止める。やはり横殴りの雨でない限りは釣りは可能な場所だ。サビキ釣りの方が3組程いたが十分余裕のあるスペースだったので高架下に入る。エサでは夕マズメの回遊個体がポツリポツリと釣れている。
友人が早速とヒットさせた。どうやら0.4gのジグヘッドでじっくり流す釣りが良いようだ。神戸空港の感覚とはまた違うフィネスな釣り。私は0.6gのジグヘッドに小鯵対策として使っている月下美人のビビビーム1.5inをセットして友人より少し沖目を攻める割とすぐに反応が出てヒット。
神戸空港よりサイズは落ちるが綺麗なアジであった。しばらく飽きがこない程度にヒットが続く。
アタリが遠のき納竿
さぁ暗くなって来て本番!と思ったところで急にアタリが遠のいた。
おかしいなぁと感じていたが、どうやら対岸に強烈な建物の灯りがありどうやら日没後はそっちに着ているようだ。これだけはどうしょうもない。いい時間になった事もあり納竿とした。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>