演劇やダンスを中心とした舞台芸術フェスティバル! 「豊岡演劇祭2024」の開催概要が発表されました 豊岡市
豊岡演劇祭実行委員会が、9月6日から23日にかけて開催する「豊岡演劇祭2024」(豊岡市)のプログラム詳細を発表しました。
今年は “観る寄る巡る。”をテーマに、公式・フリンジ計67団体、71プログラムが参加予定。チケットの地域先⾏発売は7月19日から(一般販売は7月22日から)。
豊岡演劇祭は、アーティストの創造発信の場であるとともに、訪れた人も市民にも多様な文化や価値観に触れる機会をつくり、国際交流の場ともなることを目指して2020年に初開催された、演劇やダンスを中心とした舞台芸術フェスティバルです。
昨年までは豊岡市、養父市、香美町の9エリアで開催されていましたが、今年は朝来市と宝塚市の2エリアを追加した11エリアに拡大して開催されます。
劇場だけでなく、温泉街・海岸・高原・神社の境内に設けられた木造の農村舞台など、まちのいたるところで演劇やダンス、ストリートパフォーマンスが行われることが特徴です。
公式プログラムは、フェスティバルディレクターがセレクトした「ディレクターズプログラム」と、演劇祭がプロデュースする「フェスティバルプロデュース」の2種類あり、全国から招待された劇団やアーティストが個性あふれる演目を披露。
なかでも「フェスティバルプロデュース」は、地域、食、交通などとアートを掛け合わせ、舞台芸術の可能性をより拡張していくプログラムの上演が予定されています。
フリンジプログラムは、100件を超える応募から選ばれた「セレクション」、複数の団体が短編公演を連続で上演する「ショーケース」、⼤道芸や⾳楽などジャンルを問わず、劇場を⾶び出しまちを彩る「ストリート」の3ジャンルを用意。
今年は全国から集まった216件のエントリーの中から、54件のプログラムが採択されました。
毎年好評の「フェスティバルナイトマーケット」も開催予定。開催期間中の週末の夕方に、豊岡会場・江原会場の2か所で実施され、会場には但馬の魅力あふれる食や地産品が多数出店するほか、大道芸などのフリンジストリートも上演されます。
さらに豊岡市のメインストリートである大開通りには、来場者が休憩をしたり、情報交換をしたりするための交流スペース「ミーティングスポット」を開設。オリジナルグッズ販売も行われ、昨年、豊岡と江原で実施した時にはのべ1800名以上の来場者が訪れたそうです。
<記者のひとこと>
豊岡市から日本に、世界に誇る演劇祭を目指して企画された「豊岡演劇祭」。プログラムのラインナップを見ていると、参加する劇団やアーティスト、演目の種類が本当に多種多様でワクワクします!今年は開催エリアも広がるので、例年以上の盛り上がりを見せてくれそうですね♪
開催期間
2024年9月6日(金)~23日(月)