パテック フィリップから新コレクションCubitus(キュビタス)誕生!
パテック フィリップは、《カジュアル・エレガンス》スタイルを新たに解釈した、まったく新しいコレクション「Cubitus(キュビタス)」を発表した。角が丸みを帯びた独自性溢れるフォルムのスクエア型ケースと、水平エンボス・パターン文字盤を組み合わせた意匠が特徴的である。
新しいこのケースは、2体構造(ケースバック/本体+ベゼル)となっており、直径は45mm。非常にスリムでエレガントな雰囲気を纏っている。また、文字盤に施された水平エンボス・パターンは、ケースバックから見ることのできるローターにも施されており、新コレクションのシグネチャーとして美しい光の戯れを生み出す。
今回登場となったのは、個性的な3つのバージョン。ハイライトは、瞬時送り式大型日付表示、曜日表示、ムーンフェイズ表示を組み合わせたコンプリケーションモデル「5822P」。プラチナケースを採用しており、これまでのパテック フィリップのプラチナモデルと同様、ベゼルの6時位置にダイヤモンドがセッティングされている(初のバゲットカット)。また、搭載された新しい自動巻きムーブメント、キャリバー240 PS CI J LUの開発により、なんと6件の技術特許出願が行われている。
残りの2バージョンは、3時位置に日付表示、センターセコンドを備えたモデル。ブルー・ソレイユ文字盤に、ステンレススチールとローズゴールドの2トーンでヴィンテージタッチを表現した「5821/1AR」と、粋でエレガントなオリーブグリーン・ソレイユ文字盤を備えたステンレススチールモデル「5821/1A」である。
数々の名作を世に送り出してきたパテック フィリップの、新たなチャプターを開く独創的な新コレクション。今後の展開にも注目したい。
text:the rake