日本初! ずっしりした食べ応えのバブカ専門店【京都市左京区】
京都には、老舗の名店から話題の最新スポットまで、さまざまなお店が軒を連ねています。新店舗のオープンや限定メニューなど、気になる情報が多すぎて、どこに行こうか迷ってしまうこともありますよね。
今回は、2025年10月4日(土)にオープンした、スイーツデニッシュ“バブカ”の日本初専門店『BABKA cadabra(バブカカダブラ)』をご紹介します!
今、世界が注目する“バブカ”って?
『BABKA cadabra』があるのは、北大路通から少しだけ北へ進んだ路地。和モダンな黒い格子に、お店のロゴの入った白いのれんが目印です。
“バブカ”とは、生地にバターや卵を練り込み、チョコレートやシナモンを加えて焼き上げられた東欧発祥のパン菓子のこと。編み込んだ生地とたっぷりのフィリングが特徴です。
2010年以降よりアメリカ・ニューヨークで流行しており、2020年には、フランスに専門店も登場している話題のスイーツ。2025年9月時点で、日本で専門店を掲げるのは『BABKA cadabra』のみなんだとか。
白を基調とした店内に落ち着いたカラーのボックスが映えて、おしゃれな雰囲気です。陳列棚には、看板商品であるバブカがずらり。なお、利用はテイクアウトのみです。
もっと食べたくなる……! 美しさとおいしさへのこだわり
『BABKA cadabra』の『バブカ』(レギュラーサイズ 2,500円/ハーフサイズ 1,300円)には、『オリジナルバブカ』『エルビスバブカ』『アップルシナモンバブカ』『レモンバブカ』『抹茶あずきバブカ』『ジャバチップバブカ』の6種類があります。
大きさは、レギュラーサイズが約6.5×19cm、高さは約4.5cmほど。また、ハーフサイズは約6.5×10cmで高さは同じです。レギュラーサイズを持ってみると、ずっしりとした重さを感じました。
特にこだわっているのは、生地の編み方と食べた時の満足感なのだそう。フィリングごとに固さが異なるため、切った時にきれいな断面になるように1つひとつ手作業で生地を編み込んでいるそう。
また、チョコレートをはじめとするフィリングをたっぷり使用しつつ、「もう少し食べたい……!」と思える飽きさせない絶妙なバランスとなっています。
また、カップケーキのような見た目の『バブカップ』(460円)もラインアップ。『オリジナル』『チョコレート』『キャラメル』の3種類があります。
『バブカップ』は、高さ約9cmほどでとても軽く、大人の片手にすっぽり収まるかわいらしいサイズですが、中身は底までフィリングによるうずまき模様があり、食べ応えはしっかりあります。
個性豊かな味わいが魅力
今回筆者がいただいたのは、『ジャバチップバブカ』『エルビスバブカ』『アップルシナモンバブカ』、さらに『バブカップ』の『オリジナル』『チョコレート』の5つです。
『ジャバチップバブカ』は、サクッとしたディッシュ生地にコーヒーとビターチョコレートのフィリングが合わせてあります。
生地を噛むと、編まれた部分が口の中でほどけて、まるでフィリングがあふれだすような食べ心地。チョコレートは濃厚ですが、ビターなので甘すぎません。加えて、コーヒーのほろ苦さが味を引き締めてくれ、大人にぴったりな味わいです。
『アップルシナモンバブカ』(写真左)は、チョコレートの深い甘みの後をりんごの爽やかな甘さが追いかけてきます。りんごは蜜漬けしてあり、とろっとした食感がアクセント。りんごとシナモンの風味で、後味は意外にもさっぱりでした。
また、『エルビスバブカ』(写真右)は、ピーナッツバター、いちごジャム、バナナペースト、ベーコンをはさむ『エルビスサンドイッチ』をアレンジした商品。
バナナの甘みやローストされたベーコンの固めの食感、ピーナッツバターのねっとり感など食べ進めるごとに味わいが変わるおもしろいフレーバーです。
『バブカップ』の『オリジナル』(写真左)は、サクサクのデニッシュ生地に、しっとりブラウニーを組み合わせた一品。小ぶりながらも豊かな風味が口いっぱいに広がり、あとひくおいしさです。
一方『チョコレート』(写真右)は、外にも内にもチョコレートがたっぷりで、一口目からインパクトのある甘さ。パリパリとした外側としっとりとした内側という異なる食感で、最後までぺろりといただけました。
店舗詳細
BABKA cadabra(バブカカダブラ)
住所:京都府京都市左京区下鴨東半木町67-6
最寄:京都市バス「府立大学前」徒歩約1分
電話番号:075−275−2436
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜(祝日営業)
駐車場:無
【パパママ向け情報】
ベビーカー入店:OK
【支払い・予約情報】
支払方法:現金・カード・電子マネー・QRコード
ライター・さとみ縁のひとこと
実は、『バブカ』は常温以外にも焼く、温める、冷やすなど楽しみ方いろいろ。特にトースターで焼くのがおすすめで、サクサク感の増した生地ととろけるフィリングが楽しめるのだそう。食べ応えたっぷりで、おやつにも軽食にもぴったり。ぜひお気に入りのフレーバーや食べ方を見つけてみてくださいね!
文/さとみ縁
【画像】さとみ縁
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