【ほぼ食べ放題】びっくりドンキーで「全部乗せ」してみたらびっくりした! かかった料金は……
現在、びっくりドンキーでは、期間限定メニューである「メルティーチーズバーグディッシュ」が登場している。飲食チェーンの期間限定メニューの中で最強のメニューだ。びっくりドンキーはこのご時世にも国産米にこだわっているし、外食する価値のあるチェーンだと思う。
そんなわけで先日、食べに行ったところ、タッチパネルでメニューを選択した後のトッピングメニューがやたらと多いことに気づいた。いつもスルーしてたけど、よく見たらチーズや目玉焼きだけでなく、ソースやハンバーグもプラスできる。これ全部トッピングしたらどうなるんだろうか?
・トッピングが2ページある
というわけで、出直した。トッピングページを改めて見てみると、やはり多い。1ページ目には「チーズ(2本)」「エッグ」「おろしそ」「パイン」「大盛ディッシュサラダ」「追加カリーソース」「追加チーズソースホワイト」と並ぶ。チーズは1つのハンバーグにつき4本まで可らしい。
パインのトッピングがあるのはハンバーグ屋としてはちょっと珍しいか? あと、ソースがトッピングできたことを初めて知った。さらに、トッピングには2ページ目もあって……
2ページ目には追加ハンバーグが並んでいる。こちらも、レギュラー、エッグバーグ、おろしそバーグ、パインバーグ、チーズバーグとトッピングできる模様。ただし、追加できるのは1枚だけとなっている。
・デブの共通テスト
全部乗せするならシンプルなレギュラーバーグディッシュが良かろう。と思いきや、なぜかレギュラーバーグディッシュを選択した場合だけ、1ページ目のトッピングが表示されなかった。そこでエッグバーグディッシュに全部乗せすることに。
まずはエッグバーグディッシュMサイズを選択した後、全てのボックスに「1」と数量を入力してみた。追加ハンバーグもレギュラーバーグに「1」と入力。
よし、記入漏れはないな。トッピングがマークシートみたいになった。デブの共通テストを受けているかのような罪悪感である。
本当にこれやっちゃっていいのだろうか? 機能的には可能ということと罪悪感がせめぎ合う指で「注文を決定」を押した。押してやった!
・入試合格
運ばれてきたプレートには、ハンバーグ2枚、ディッシュサラダ大盛、チーズ、目玉焼き1個、ライスが盛られていた。これだけでもプレートはいっぱいだけど、さらにパイン、おろしそ、追い目玉焼き、追加カリーソース、追加チーズソースホワイト、オリジナルハンバーグソースが別皿でやってくる。
そこでこれら全てをプレートに乗せてみたところ……
祭になった。
完全に入試に合格しちゃってる。目玉焼きを1個潰してもまだ1個残ってる幸福感! ハンバーグに卵黄とチーズソースホワイトを絡ませてトロトロにすることもできる。さらには、それをおかずにチーズカレーを食べることも。自由だ! その自由度、もはや食べ放題なり!!
びっくりドンキーに食べ放題はない──。そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。でも、違った。それは飼いならされた豚の考えでしかなかったのである。びっくりドンキーにも食べ放題はあったんだ! お金さえ顧みなければね。
・料金
じゃあ、お金はいくらになったのか? 最後に代償をお伝えして本記事を締めたい。びっくりドンキーの「エッグバーグディッシュ」に全部乗せした結果、かかった金額は以下の通りであった。
エッグバーグディッシュMサイズ(税込1240円)
トッピングチーズ(税込200円)
トッピングエッグ(税込150円)
トッピングおろしそ(税込150円)
トッピングパイン(税込200円)
ディッシュ大盛(税込195円)
追加カリーソース(税込220円)
追加チーズホワイト(税込270円)
追加レギュラーバーグ(税込480円)
──というわけで、合計は3105円でした。トッピングだけで2000円近く加算されていることでもトッピングの豊富さがうかがえると思う。また、びっくりドンキー食べ放題なみの満足度を考えるとそこまで高くついた感じもしなかった。パーっと発散したい時は良いかもしれない。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.