Yahoo! JAPAN

10代女子が選ぶ2025年上半期のトレンドは!? CUTIE STREETやCANDY TUNEに『ポケポケ』『たまごっち』もランクインの「2025年上半期10代女子が選ぶトレンドランキング」発表

PASH!

 マイナビが運営する、ティーンのマーケティングやリサーチを行う『マイナビティーンズラボ』は、「2025年上半期10代女子が選ぶトレンドランキング」を発表しました。

 本ランキングは、2025年上半期に流行した「ヒト・コト・モノ・コトバ・ウタ」の5ジャンルについて、13~19歳の女性618名を対象にアンケートの回答を集計したものです。2015年に開始し、今年で11年目の調査となります。

 ランキングでは、M!LKの「イイじゃん」がウタ部門1位に。サビの「今日ビジュイイじゃん」のフレーズは10代女子の間で日常的に使われ、コトバ部門でも1位を獲得しました。ヒト部門の「CUTIE STREET」やウタ部門の「CANDY TUNE」など日本の女性アイドルがランクイン。長く続いた“かっこよくて憧れる“韓国アイドル時代から”かわいくて親しみやすい”日本アイドル時代への移行が垣間見える結果となりました。

 モノ部門では1位に「ポケポケ」がランクイン。「ポケモンカード」のアプリ版として新たに登場し、無料で手軽に遊べる点が10代にささっているようだ。また「ポケポケ」を筆頭に「たまごっち」や漫画「君に届け」の登場人物からうまれた「くるみちゃんヘア」など、平成生まれのキャラクターコンテンツが10代女子の注目を集めています。

ヒト部門(TOP3)


第1位:大森元貴(34.0%)

 アーティスト「Mrs. GREEN APPLE」(通称:ミセス)のボーカル・ギター。全楽曲の作詞/作曲/編曲、作品のアートワーク及びミュージックビデオのアイデアまで、楽曲に関する全ての要素を担当している。2024年度トレンドランキングではグループとして、ヒト部門・ウタ部門の2冠を獲得したが、その人気は2025年もとどまることなく、今回のヒト部門でも堂々の第1位に。2025年4月公開の映画「#真相をお話しします」では、菊池風磨とW主演を務めるなど、アーティストの枠を超えて活躍する姿に10代女子の注目を集めている。

第2位:CUTIE STREET(30.3%)

 アイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」より2024年8月にデビューした、8人組女性アイドルグループ。デビュー直後にリリースした楽曲「かわいいだけじゃだめですか?」がTikTokを始め、SNSを中心にバイラルヒットし、10代女子からも注目を集めるグループへと一気に駆け上がった。2025年にMVが公開された楽曲「ひたむきシンデレラ!」もウタ部門4位にランクインしている。

第3位:timelesz(タイムレス)(28.6%)

 「Sexy Zone」として活動していた男性アイドルグループがオーディションを経て8人組男性アイドルグループとして新たに活動を開始。前代未聞の追加メンバーを決めるオーディションはアイドルファン以外の10代女子の間でも話題となったようだ。6月には新体制初のアルバムリリースとライブツアーを予定している。

コトバ部門(TOP3)


第1位:今日ビジュイイじゃん(44.2%)

 ウタ部門第1位となったM!LK「イイじゃん」のフレーズがコトバ部門でも第1位を獲得。”ビジュいい=ビジュアルが良い”という意味だが、10代女子の間では『友達に会った瞬間に言う!』『お互いに振り付け込みでビジュいいじゃんって言い合う!』といった声があがり、友達同士の挨拶として日常的に使用している。

第2位:エッホエッホ(43.9%)

 ふくろうの赤ちゃんが走っているように見える一枚の写真をきっかけにXでミームとして拡散されると、TikTokで「エッホエッホ ○○って伝えなきゃ」という音源が誕生し、さらなる広がりを見せた。10代女子の間では、『伝えたいことがある時にエッホエッホから始める』『急いでいる時に口に出してた』など、使われ方も多様化しているようだ。

第3位:〇〇界隈(35.0%)

 特定の業界や趣味、関心を持つ人々の集まりを指すコトバ。「アイドル界隈」「アニメ界隈」「コスメ界隈」などSNSを中心に、共通の興味や価値観を持つ人々が交流するコミュニティとして使われていたが、『なんでも後ろに界隈をつける』という声があがるほど、いつしか10代女子にとっては日常用語に。ひとつのカテゴリに当てはめてしまうのではなく、多様で幅広いニュアンスをもつ”界隈”は若年層にとって使いやすいコトバとなっているようだ。

モノ部門(TOP3)


第1位:ポケポケ(31.4%)

 「Pokemon Trading Card Game Pocket(通称:ポケポケ)」は、「ポケモンカード」を手軽にコレクションできるスマートフォン向けアプリ。2024年10月にリリースされてから、瞬く間に中高生の間で広まった。10代女子へのインタビューでは、『男子も女子もみんなプレイしてる』『友人とポケポケのコンテストをした』『先生とポケポケの話で盛り上がる』などの声もあり、10代全体で大流行している様子が伺えた。

第2位:たまごっち(28.6%)

 ガシャポンや一番くじなど、現在もさまざまな商品展開で10代女子の心をつかむ「たまごっち」だが、平成女児やY2Kの流行と相まって、空前のブームが起きているようだ。キャラクターとしての人気だけではなく、おもちゃの「たまごっち」で実際に育てることにもハマっている人が多かった。コラボ商品を発表するたびに話題になっており、2025年も目が離せない。

第3位:ドバイチョコレート(23.8%)

 ピスタチオクリームとカダイフ(細麺状の生地)をチョコレートでコーティングした板チョコ状の菓子のことで、TikTokやInstagramから火が付き、『食べてみたい』『美味しそう』と話題になった。2024年から段々と注目している声が聞かれつつも、日本では手に入りづらい状況が続いたが、2025年に入り、新大久保のカフェで食べられると10代女子の間で話題になり、実際に探しに行った人もいたほど。

コト部門(TOP3)


第1位:倍倍FIGHT!ダンス(31.2%)

 7人組アイドルグループ「CANDY TUNE」の楽曲「倍倍FIGHT!」に合わせて踊るダンスが第1位に。2024年の楽曲リリースから約1年

後に公開されたMVをきっかけにダンスが注目され、TikTokの楽曲チャートで第1位(2025年2月)に入り人気を確立した。ポップなメロディと手の動きを中心としたキャッチーなダンスが特徴で、公式アカウントでユーザー参加型の「倍倍FIGHT!チャレンジ」が展開されると、インフルエンサーをはじめ多くの人がダンス動画を披露し、10代女子の間で話題となった。

第2位:timelesz project(23.1%)

 男性アイドルグループ「timelesz(タイムレス)」の追加メンバーを決定するオーディション企画、通称タイプロ。2024年9月よりNetflixで世界配信され、2025年2月に新メンバー5人が決定した。書類選考から「timelesz」メンバーの佐藤勝利、菊池風磨、松島聡も審査員として参加。予告映像で、菊池が候補生にかけた言葉が“菊池風磨構文”として話題に。メンバーが候補生に叱咤激励する姿や、候補生同士の友情や努力の姿が感動を呼び、大きな反響を巻き起こした。

第3位:366日(20.6%)

 2025年1月に公開され、興行収入22億円突破(2025年3月時点)の映画がランクイン。HYの名曲「366日」からインスパイアされたオリジナルの純愛ラブストーリーで、沖縄に住む高校生と彼の後輩の女子の20年越しの恋愛模様が描かれている。俳優の赤楚衛二が主演を務め、上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナらの圧倒的演技力も高評価。公開から徐々に注目を集め、10代女子の間でも『泣ける』『切なすぎる!』と反響を呼んだ。

ウタ部門(TOP3)


第1位:「イイじゃん」M!LK(43.2%)

 サビで曲調や衣装、雰囲気が大きく変わることから、サウンド面でもビジュアル面でもギャップが楽しめる”予想裏切りソング”として注目を集めた。リリース後3月のTikTok音楽チャートでは第1位を獲得し、YouTubeの公式MV再生は1,300万回超え(2025年5月時点)を果たした。特に「今日ビジュイイじゃん」のフレーズは10代女子の間でも大きく話題となり、コトバ部門でも第1位を獲得している。

第2位:「倍倍FIGHT!」CANDY TUNE(26.2%)

 「原宿から世界へ」をコンセプトとする7人組女性アイドルグループ「CANDY TUNE」の曲がランクイン。ポジティブなエネルギーと自己肯定感をテーマにした、アップテンポな応援ソング。リリースから約1年後、2025年3月にMVを公開すると、中毒性のあるサビとキャッチーで真似しやすいダンスが人気を集め、”踊ってみた動画”がSNSで急増。10代女子の間でも瞬く間に話題となり、コト部門では第1位を獲得している。

第3位:「Almond Chocolate」ILLIT(17.8%)

 K-POPガールグループ「ILLIT(アイリット)」初の日本オリジナル曲であり、SEKAI NO OWARIのNakajinが楽曲提供したことでも話題に。推しへの熱い想いや恋心を描いたJ-POP調の楽曲で、2025年2月14日のバレンタインリリースで注目を集めた。SNSではサビのアーモンドチョコレートを表現した手の振り付けが話題となり、ダンス動画が増加。10代女子へのインタビューでは、歌いながらダンスをする人が多い印象だった。

「CANDY TUNE」受賞コメント


コト部門第1位『倍倍FIGHT!ダンス』/ウタ部門2位『「倍倍FIGHT!」CANDY TUNE』

このたび「倍倍FIGHT!」が10代女子が選ぶ2025年上半期トレンドランキング『ウタ』部門2位、『コト』部門第1位をいただいたと聞いて、本当にうれしいです!

たくさんの方にこの楽曲が届いて、毎日の「がんばろう!」のきっかけになれていたら、私たちも“倍倍”でうれしいです

SNSで踊ってくれたり、感想をシェアしてくれたり、日常の中で聴いてくださったみなさん、本当にありがとうございます!

これからも、聴いてくれた人の心に寄り添えるような楽曲を届けていきますので、応援よろしくお願いします

一緒にこれからも“倍倍FIGHT!”していこうね~!

「CUTIE STREET」受賞コメント


ヒト部門2位『CUTIE STREET』/ウタ部門4位『「ひたむきシンデレラ!」CUTIE STREET』

私たちCUTIE STREETが、10代女子が選ぶ2025年上半期トレンドランキング ヒト部門2位、さらに私たちの楽曲「ひたむきシンデレラ!」がウタ部門4位をいただきました!!

私たち「CUTIE STREET」というヒト、そして私たちの楽曲「ひたむきシンデレラ!」というウタが10代の皆さんをはじめとした、たくさんの方々に届いていることがすごく嬉しいです。

私たちを見つけてくださって、そして楽曲を聴いたり踊ったりしてくださってありがとうございます!

これからも「KAWAII MAKER」として私たちなりの「KAWAII」を皆さんにお届けしますので、これからも応援いただけると嬉しいです。よろしくお願いします!

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 【松野町・滑床ビジターセンター 万年荘】4月リニューアル!滑床渓谷をより楽しむならまずここへ

    愛媛こまち
  2. ジュビロ磐田、愛媛に4−0で快勝!ハッチンソン監督「大きな一歩」 初ゴールを決めたリカルドグラッサもコメント

    アットエス
  3. 千葉県の「握るとこみたいな部分」にあるスーパー銭湯に行ったら終末世界みたいなことが起こってた

    ロケットニュース24
  4. 【フォト】悔しい…清水エスパルス、攻め続けるもゴール生まれず。G大阪に0−0でドロー<J1第20節>

    アットエス
  5. 【2025年梅雨】手の年齢を感じさせない。大人可愛い最新ショートネイル

    4MEEE
  6. 冷凍たこ焼き専門店「ヤマゲン」ってどれくらいウマいの? スーパーでたまに見かける実力はいかに

    ロケットニュース24
  7. 北九州下関フェニックスが宮崎サンシャインズに快勝!誕生日の杉森が猛打賞と躍動(2025年6月15日)

    キタキュースタイル
  8. バクバク食べちゃうよ。ぜひやってみてほしい「キャベツ」のウマい食べ方

    4MEEE
  9. メッセージ花火と協賛募る 伊賀市市民花火大会

    伊賀タウン情報YOU
  10. 【洋画版】ここは俺に任せろ!自己犠牲の美学を貫いた影の英雄6人

    ciatr[シアター]