運営者の終活で老舗CGIサイトが終了へ 1995年開設「CGI RESCUE」、2026年3月に幕
1995年から続く老舗CGI配布サイト「CGI RESCUE」が2026年3月末での終了を発表しました。
終了の理由として同サイト代表は「定年も近くなり、今後の健康上の問題も出てくる」と述べ、終活の一環であることを示唆しています。
「CGI RESCUE」は、「やなか商店」こと谷中一朝氏によって1995年から運営されているCGI配布サイト。アクセスカウンターや掲示板、チャットなど、個人サイトの運用に欠かせないプログラムを配布し、ネット黎明期を支えてきました。
谷中氏は11月29日、サイトの案内欄にメッセージを掲載。「定年も近くなり、今後の健康上の問題も出てくるでしょうから、終活と言えばそうですが、当サイトを終えることとしました」と、終了の理由を述べました。
サイト上で公開している有料コンテンツについては、すでに終了を告知しており、フォームデコードサービスなどの無料コンテンツについても、早い時期に案内を行うとのこと。
有料、無料ともにコンテンツは2026年3月末で終了し、ソフトウェアのサポートも終了。谷中氏は「継続でのご利用はご注意ください」と呼びかけつつ、サポート終了後も「自由に使っていただいて結構です」と述べています。
<参考・引用>
CGI RESCUE
(天谷窓大)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025120301.html