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旧小田原市民会館跡地 無償貸出で試験活用 市民や事業者のニーズ調査

タウンニュース

旧市民会館跡地周辺(2月26日撮影)

整備が進む旧市民会館跡地とその隣接地について、小田原市は市民や事業者が実際にスペースを利用することで、活用方法やニーズ、周辺住民への影響を検証する「オープントライアル」を3月22日(土)から実施する。

旧市民会館は2021年7月に老朽化のため閉館。跡地は、西側にある本町臨時駐車場と南側に隣接する土地開発公社用地などと合わせたエリアの整備計画として進められ、昨年10月に整備の基本構想が策定された。

活用コンセプトは「まちのリビング」。市民や事業者から具体的な活用方法やアイデアを募るため、無償で利用できるオープントライアルの実施に至った。

敷地内は人工芝やベンチなどを施した「くつろぎゾーン」と仮設駐車場の「駐車場ゾーン」を仮整備する。期間は本整備工事着手までの間。

くつろぎゾーンの利用方法は、申請不要で自由に利用できる一般利用と、事前申請が必要な占用利用の2種類。占用利用は、収益を伴う事業や一定規模以上の区画を占用する場合に申請が必要となる。利用時間は午前8時から午後6時。利用料は無料。

駐車場ゾーンは時間貸し駐車場、予約式駐車場、カーシェアリングで効果検証を行う。利用時間は24時間。

市はオープントライアルの結果を踏まえ、整備方針や整備後の事業スキームを構築するとしている。

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