かっこいい&おしゃれな外壁の色50選!色選びのコツを解説
「家を建てるなら、かっこよくておしゃれな外壁にしたい」 そう考える人は多いはずです。しかし、実際に外壁の色を選ぶとなると、あれこれ悩むのではないでしょうか?この記事では外壁の色を選ぶために、かっこいい&おしゃれな外壁の50事例をご紹介します。また、外壁の色選びのコツも解説します。これを読めば、かっこいい&おしゃれな外壁塗装について理解できます。注文住宅を建てる際に参考にしてみてください。
かっこいい&おしゃれな外壁のイメージ別事例50選
かっこいい&おしゃれな外壁の事例を以下のカテゴリー別に総数50例をご紹介します。1. ツートンカラー2. ナチュラルカラー3. 和風モダン4. シンプルモダン5. ヨーロピアン6. クールスタイル
1.ツートンカラー
ツートンカラーは外壁を2色に塗り分けるデザインであり大変人気があります。トーンの近い2色を使うと穏やかな印象となり、対比色を使うとシャープなイメージです。
1階をレンガ調、2階をベージュにしたツートンカラーでプロヴァンス風の外壁。このように1階を濃い色にすると落ち着いたイメージになります。
垂直方向に境目をいれて前後左右に色分けするツートンカラーもあります。白とアースグリーンに塗り分けたメリハリのあるツートンカラーです。
前後に色分けしたツートンカラーで、色違いの家がくっついたような形。二世帯住宅に取り入れるのもよいでしょう。
ダークカラーを2色組み合わせた重厚な外壁。表側を明るめの色にして全体のバランスを取っています。高級感あふれる外壁で、通りがかりに思わず見とれてしまいそうですね。
ブラウンと白のツートンカラーですが、前後で屋根の傾く方角が異なります。動きのあるユニークなデザインだと思いませんか?
こちらもツートンカラーですが、やや緑がかったグレーと青みがかった白のコントラストがとても魅力的ですね。落ち着いたおしゃれな色づかいはぜひ参考にしてみてください。
青みがかったグレーの外壁と白のエントランス部分の対比が目を引きます。建物の一部の色を変えてツートンカラーにすると、印象を高めるのにとても効果的です。
こちらもエントランス部分を色分けしたツートンカラー。エントランス部分をブラウンにして落ち着いた雰囲気を演出しています。玄関前の階段もアクセントとなっていますね。
正面と側面がツートンカラーになった印象深いデザインです。正面から見た場合と、側面から見た場合で家のイメージが異なります。また重厚な玄関ドアと黄色のポストがワンポイントになっているのも特徴です。
ブラウンと木目のツートンカラーで、重厚感のあるデザイン。エントランスの側面が周囲の外壁色と異なり、明るい雰囲気となっていますね。
ホワイトスモーク色の住宅の一部分がレンガタイルで強調されたワンポイントのツートンカラー。こういう風に一部分だけ色分けすると印象的ですてきな外壁になりますよ。
グレーの外壁と屋根、窓、エントランスの白い縁取りがツートンカラーとなったデザインです。エントランスの部分は赤みをおびた白で、変化をもたせた形状のため、ひと際目立ちますね。
深い青紫と白のツートンカラーを横並びにしたデザインです。エントランスから入って奥の方が深い色となり落ち着いた雰囲気に。エントランスの部分にも深い青紫色が添えられておりバランスが取れています。
白と黒のツートンカラーで、シャープでモダンなデザインです。平屋づくりで渋めのセンスが活かされています。
凹凸のあるクールグレーの外壁にエントランス部をレンガ調にしたツートンカラー。高級感のあるエレガントな見た目で、何度でも訪問したくなる家だと思いませんか?
やや片流れ屋根になったシンプルな形状に、正面は白色、側面は青緑色のツートンカラー。正面から見ると青緑の枠組みがあり、とてもおしゃれなデザインです。
高級な外観のツートンカラーですね。玄関部分をマットベージュ色のストーン調外壁材で囲み、格子も取り付けて重厚感を持たせています。 ほかにもツートンカラーの事例をご覧になりたい方は以下のリンクページをご覧ください。
「2色のツートン外壁がかっこいい!おしゃれな事例7選を解説」2.ナチュラルカラー
外壁色にベージュ、ホワイト、アースカラーを使う方法で、周囲の環境となじみやすく、居心地のよさを感じる家にできます。
アイボリー色のかわいらしい雰囲気の外壁色の住宅です。眺めていると気持ちが穏やかになってきます。コンパクトな平屋ならではの、やさしい印象を与えられますね。
落ち着いた雰囲気のブラウンカラーの外壁で、周辺環境とよく合っています。近くの山並みを眺めながら暮らせる住宅ですよね。
ライトグレーの外壁に白い窓枠をちりばめたスッキリしたデザイン。日本では白い窓枠が少ないですが、おしゃれなイメージになるのでおすすめです。
濃いグレーの外壁で周囲環境となじみやすい色です。表面に凹凸があり重厚な印象を与えます。
青紫色の外壁がおしゃれなデザインです。窓枠と屋根の軒先が白色で明るい雰囲気になっています。家の前に花鉢を並べたらかわいらしいと思いませんか?
一つ前の事例よりも深い青紫の落ち着いた色の外壁で周囲環境とよくマッチしていますね。また外壁には金属サイディングを用いることで耐久性も向上させています。このようなクールな色づかいは、ぜひとも取り入れていきましょう。すてきな住宅ができるはず!
カーキ系の外壁色で周囲となじみやすく、居心地のよさそうな住宅です。コンクリート敷きのカーポートに渋い色の車を停めると、モダンでスタイリッシュな雰囲気に仕上がりますね。
深緑系の外壁ですが、シックで存在感があります。落ち着いた雰囲気で、長く住んでも飽きがこないためおすすめです。
緩やかな片流れ屋根とシンプルな形状で、グレーのレンガ調の外壁にベージュを対比させたおしゃれなデザインです。
変形した形状に、やや青みがかったグレーの外壁がすてきですね。玄関ドアの前に設置されたポスト付の小さな塀が目を引きます。
グレージュ系の外壁で周囲の環境になじみやすいデザイン。じつは二世帯住宅なのですが、平屋でとても住みやすそうな印象ですね。
3.和風モダン
外壁色に白、黒、茶色など和のテイストを使う方法です。色使いによっては前衛的なイメージにもできます。
和風と現代的な形状や色使いを融合させたデザイン。部分的に木目柄を取り入れて大人っぽいイメージであり、和風の家が少ない住宅街にもよくなじみます。
瓦と外壁が白黒のツートンカラーとなった和風モダンな豪邸です。庭には植栽が施され、皆が憧れる和風住宅といえるでしょう。
4.シンプルモダン
直線的形状、無機質感のある色を用いてシャープでモダンな印象。派手ではないのに存在感があり、アートのような雰囲気をもち、永く住んでも飽きにくいのが特徴です。
キューブを組み合わせたような形状で、白とグレーのツートンカラー、エントランスに木目を取り入れています。典型的なシンプルモダンな住宅です。
こちらは現代的な形状ながら、木材柄を全面に出し、「ZEN」という名のもとに洋と和を融合したデザイナーズ住宅です。
変形的な形状で光沢のある、やや灰色な無彩色の外壁。開口部も変則的で面白いデザインですが、外装、内装ともに、まるでシティーホテルのような作りになっています。
シャープでモダンな形状に深い青紫色の外壁を合わせています。長年暮らしても飽きにくいデザインではないでしょうか。
開口部が少ないモダンなデザインで、外壁色はやや灰色の青紫を使っています。エントランス上部に明るい灰みの橙系色が添えられているのが印象的です。
凹凸を設けたキューブの形状に光沢のあるグレーの外観色。右前面にはブラウンのブラインドを添えて変化をもたせています。おしゃれなデザインですね。
片屋根でシャープな形をした建物で、赤みのある白い外壁のデザインです。シンプルモダンで前衛的なイメージがあります。
シャープな形状に白い外壁とネイビーブルーの屋根の軒先がおしゃれなデザインです。エントランスの上に設置された木材が目を引きます。
5.ヨーロピアン
ホワイトや明るくやさしい色を用い、ヨーロッパの田舎にあるような雰囲気の外壁です。
エントランスの部分をレンガ調にしており、かわいくて、かっこよく、粋な家!こちらは展示場ですが、いつかはこんな家に住みたいですよね。
まっ白な外壁に深い緑色の屋根が印象的なレトロカントリー風の住宅です。こちらも展示場ですが、大変夢があるデザインだと思いませんか?
レンガ調の外壁で、正面の多角形の部屋がリビングになっています。ヨーロッパの田舎にあるかわいい住宅といったイメージです。
真っ白な家の玄関ドアと開口部にシルバーが添えられ、アートな雰囲気を醸し出しています。シャープでスタイリッシュなデザインが好みの方は、ぜひ参考にしてください。
これはヨーロピアンではなく、真っ白い外壁のカリフォルニア西海岸風の住宅です。異国情緒あふれる雰囲気で、思わず足を止めてしまいますね。
6.クールスタイル
ダークカラーや光沢のあるカラーを用いたクールで高級感がある外壁。
限りなく黒に近いグレーと木材を合わせたクールな外壁。金属サイディングを施し、インダストリアル(工業的)でおしゃれなデザインに仕上がっています。
灰みの青紫系の外壁色ですが、クールでいてやさしさをもつ、すてきなデザイン。飽きずに長く愛されるような外観ですね。
シンプルでストレートな形状に光沢のあるベージュの外壁を合わせた、とてもクールな住宅。モダンな雰囲気が好きな方にぴったりです。
やわらかく変化のあるアイボリーブラックの外壁ですが、デザインはかっこいい和風建築ですね。縁側にカラフルなチェアが置かれているのが面白いでしょう?
表面に凹凸がある濃いグレーの外壁色がとてもクールです。全体に重厚感があり、落ち着いた雰囲気になっています。
全体を黒でまとめたクールデザイン。特徴的な形状の屋根と軒下にある木目が目を引きます。
三角と四角を合わせたような形で、シルバーの外壁がおしゃれなデザインです。玄関ドアが重厚な印象で外壁色とよく合っていますね。
かっこいい&おしゃれな外壁にする色の選び方4つのコツ
外壁色を選ぶ際には以下の4点に気をつけましょう。1. 色見本を見せてもらう2. カラーシミュレーションでイメージをつかむ3. 色のバリエーションは3色以内4. 街並みとの調和を取る
1.色見本を見せてもらう
色見本として塗料メーカーが出している「カタログの色見本」と一般社団法人日本塗料工業会が発行している「色見本帳」があります。色の種類が豊富な上に、色見本帳では色が規格化されており、振られている番号を指定すれば塗料が決まるのがメリットです。ただし、塗料によっては対応できない場合があるので気をつけてください。 色の見え方はサイズによって異なるため、サイズの大きいA4サイズの塗り板見本で最終判断するとよいでしょう。また、塗り板見本は太陽光にあたると印象が変わるため家の外で確認するようにしてください。さらに業者によっては、実際にお住まいの住宅の外壁に試し塗りして色を確認できることがあります。
2.カラーシミュレーションでイメージをつかむ
カラーシミュレーションはデジタル画像で外壁の色をシミュレーションするツールです。カラーバリエーションが豊富で、外壁色のイメージを検討するときに使えます。利用できる業者とできない業者がありますが、インターネット上でシミュレーションできるサイトもあります。ただしパソコンによって色の見え方が異なったり、屋外でみると印象が違ったりするので注意してください。
3.色のバリエーションは3色以内
色を組み合わせる際に色数が多すぎるとごちゃごちゃした印象を与えます。色数が増えれば増えるほど配色が難しくなり、4色以上になると、まとまりがなくなるのが常です。屋根の色も含めても3色以内が理想。窓サッシ、玄関ドア、雨どいなどは塗り替えできないので、その色に合わせるのもコツでしょう。
4.街並みとの調和を取る
外壁色を選ぶ際に近所との相性をみることも大切です。10分ほど近所を歩いてみて、周囲の家と自分の家を比べながらカラーを決めるとよいでしょう。近隣住民とのトラブルを避けるためにも、奇抜な色や周りとかけ離れた色を選ばないほうがよいかもしれません。
まとめ:
かっこいい&おしゃれな外壁の色を50例ご紹介しました。外壁の色を選ぶ際のコツは、色見本を見せてもらう、カラーシミュレーションでイメージをつかむ、色のバリエーションは3色以内にする、街並みとの調和を取ることです。これらのポイントを参考に、かっこいい&おしゃれな外壁の家を建ててみてください。