ディープな雰囲気がクセになる!新潟市内にある“街のお魚屋さん”5軒
大きな市場とはひと味違う、知る人ぞ知る街の鮮魚店をご紹介。どのお店も情緒たっぷりで、何度でも足を運びたくなりますよ。
青海ショッピング センター|新潟市中央区
長い歴史を持つ老舗が軒を連ね、「市民の台所」として新潟の暮らしを支えてきたアーケード商店街「ぷらっと本町」。
なかでも人情横丁の近くに位置する「青海ショッピングセンター」は、鮮魚店や和食店で構成された市場のような空間。鮮魚の買い物はもちろん、食事や地酒を楽しむこともでき、地元の人はもちろん、県内外の観光客からも親しまれている。
どの店舗も昼間からお酒を楽しむ人が多く、人情味あふれる雰囲気も心地良い。個性あふれるお店で、新潟ならではの新鮮な魚介を使った逸品を味わってみてはいかが。
鈴木鮮魚店|新潟市中央区
ランチにも、昼飲みにも!地域に寄りそう鮮魚店
鮮魚の販売に加え、店内調理の魚介料理が充実。なかでも10種ほどの魚介を味わえるお刺身定食(1,800円)は、ぶ厚くカットされたネタが鮮魚店ならでは。
丼や一品料理などバラエティー豊かなメニューが楽しめるのも魅力。真空パックされた商品はお土産にもぴったり。
香ばしく焼き上げた鮭を、特製だれに漬け込んだ人気のさけ焼漬(3切れ2,300円)。
本町通りから向かって右側の通路沿い。大きなのれんが目印。
店舗情報
店舗名:
本町 鈴木鮮魚店
住所:
新潟市中央区本町通6番町1114 青海ショッピングセンター内
TEL:
025-228-9675
営業時間:
9時~17時
定休日:
木曜
席数:
20席
古川鮮魚|新潟市中央区
人情深い鮮魚店で大ぶりの海の幸を堪能
3代目・山田さんが毎朝目利きして仕入れる海鮮が好評で、地元の常連客はもちろん、観光客からの支持も厚い。
ウニやノドグロなどが入った海鮮丼(2,000円)は、ぎっしり詰まったネタにご飯が足りなくなるほど。焼き魚や煮付けなど、すぐに食卓に並べられる惣菜も豊富。
お酒のアテにもぴったりなバイ貝(600円)。噛むほどに豊かな味わいが広がる。
ベテランおかみの元気の良い声かけが印象的。カウンターで会話も楽しんで。
店舗情報
店舗名:
新潟地魚専門店 古川鮮魚
住所:
新潟市中央区本町通6番町1114 青海ショッピングセンター内
TEL:
025-223-2966
営業時間:
11時~17時
定休日:
木曜
席数:
4席
丼や いし井|新潟市中央区
和食一筋の技が光る手間を惜しまない一品
和食一筋のご主人・石井さんが腕を振るう、知る人ぞ知る屋台風の食堂。昆布締めや漬けなど手間を惜しまない料理にファンが多く、やわらかな夏イカを使った真イカしょう油漬丼(1,000円)が名物。
定食や丼はもちろん、季節ごとの小鉢にも地場食材を積極的に使用している。
鮭を存分に堪能できるいくら鮭丼(時価)。ほか、海鮮以外のメニューも充実。
壁一面に貼られたメニュー表に心躍る。カウンターにはカップ酒がずらり。
店舗情報
店舗名:
丼や いし井
住所:
新潟市中央区本町通6番町1114 青海ショッピングセンター内
TEL:
025-224-0920
営業時間:
11時~17時
定休日:
不定休
席数:
7席
渡辺鮮魚店|新潟市中央区
無駄なく、おいしく味わう、町にひらかれた鮮魚店
大正元年の創業以来、地元で親しまれてきた老舗鮮魚店。令和5年10月に開いた本町通店では、早朝の市場で目利きして仕入れた新鮮な魚介類が、まるで小さな市場のようにずらりと並ぶ。
飲食店だけでなく、家庭用に利用する常連も多いそう。
また、マイナス60℃の冷凍ストッカーや急速冷凍機を導入するなど、フードロス削減にも積極的に取り組み、近年は農林水産大臣賞を受賞。時代に合わせて進化を続けている。
1号店では主に刺し身や惣菜を販売。金・土曜限定で、その場で好みのネタを選んで自分だけの海鮮丼にできるオリジナル海鮮丼の提供もあり。
若手のスタッフが多く、明るくにぎやかな雰囲気で活気にあふれる。鮮やかな手つきは見事!
上/小鯛 400円~。上品な甘みとやわらかな身が特徴。繊細な味わいで、 煮付けや塩焼きなど、さまざまなアレンジで楽しめる。 下/国産本マグロの刺身 1,400円。とろけるような食感と濃厚な味わいが自慢。 国産ならではの繊細さが際立つ。
左/紅鮭焼き漬け 1,000円。脂ののった紅鮭を香ばしく焼き上げ、うま味を閉じ込めた人気商品。お弁当にもおすすめ。 右/カレイ塩焼 350円。シンプルに塩だけで焼き上げた肉厚のカレイ。パリッと香ばしい皮も後引くおいしさ。
店舗情報
店舗名:
渡辺鮮魚店
住所:
【本店】新潟市中央区本町通6番町1105
【本町通店】新潟市中央区本町通6番町1101-1
TEL:
【本店】025-222-4751
【本町通店】025-378-5727
営業時間:
9時~17時30分※本店は10時30分から
定休日:
水・日曜・祝日※本店は日曜・祝日
駐車場:
なし
お魚屋 秋ちゃん|新潟市西区
小さな店舗に詰め込んだ魚のおいしさと楽しさ
主婦目線のバリエーション豊かな惣菜が所狭しと並ぶ魚屋さん。毎朝市場から仕入れる鮮魚をひと手間かけて惣菜に仕立てており、その家庭的な味わいが老若男女問わず評判。
商品が最も多く並ぶのはお昼の12時以降。金曜は「フライデー」として魚の揚げ物が登場。 2. 遊び心が光る内外観のほか、かわいいロゴにも注目を。
「私自身お酒が好きなので、お酒にも合う惣菜が自然と増えました」とオーナー・秋間さん。食卓を豊かに彩ってくれる趣向を凝らした惣菜を求めて、気軽に足を運んでみて。
毎朝お世話になっている市場仲買競り時の競争の社名が入った上着。仲買あっての魚屋とのこと。
毎朝市場で仕入れる新鮮な魚を、手際良くさばいて惣菜に。
上/ヒラメとアイナメの 昆布締め 518円。各種昆布締めはお店の人気商品のひとつ。ねっとりとした食感と、口の中に広がるうま味がたまらない。 下/生まぐろの中おち 432円。なめらかな舌ざわりと、赤身ならではの濃厚な味わいを楽しめる希少部位。手巻きや丼にも。
左/うなぎおこわ 1,058円。トッピングは日替わり。この日は「わしお鮮魚店」のタレを使ったウナギ。 右/いか塩辛540円、真いかキムチ324円。プリッとした食感が魅力の真イカを、それぞれご飯にもお酒にもぴったりな一品に仕上げている。
店舗情報
店舗名:
お魚屋 秋ちゃん
住所:
新潟市西区五十嵐東3-13-1
TEL:
025-378-1677
営業時間:
9時~19時※土曜は18時まで
定休日:
水・木・日曜・祝日
駐車場:
10台ほど
備考:
価格は仕入れ時の金額により変動
※掲載情報は2025年7月10日時点のものです。掲載店舗の営業時間や定休日が変更になる場合がございます。おでかけの際は、各店舗にご確認ください。
(文/Komachi編集部 山崎)