絵本に出てくる「どらやき」を作ろう!
絵本に焼きたてのどらやきが登場したら…。食べたくなりませんか? 読み聞かせのあと、そんな願いを叶えるユニークなイベントが26日(日)に上越市のユートピアくびき希望館で開かれました。
この教室は親子で絵本に親しんでもらおうと頸城地区公民館が開きました。参加したのは園児や小学生と保護者およそ50人です。定員の2倍ほどだったため教室は午前と午後に分けて行なわれました。
はじめに頸城区を拠点に活動している読み聞かせサークル「ワンダーランド」のメンバーが絵本「3びきのどらやきねこ」の読み聞かせをしました。3匹のネコが大好きなどらやきを和菓子店から盗んでいましたが店が閉店したためどらやきを自分たちで作るという物語です。絵本ではネコが焼きたてのどらやきにカボチャやあんこなどを挟んで食べるシーンが登場します。
このあと参加者はどらやきづくりに挑戦しました。はじめにホットケーキミックスや卵、牛乳などの材料をボールに入れてかき混ぜます。続いて温めたフライパンで生地を焼きます。最後にあらかじめ用意したカボチャあんやあんこを挟んで完成です。
参加者
「絵本のどらやきみたい。久しぶりに(どらやき)を食べた」
参加者
「カボチャがおいしかった。(どらやきを)ひっくり返すところを頑張った」
参加者
「初めて参加してこのような機会がなかったので良かった」
頸城地区公民館 三宅莉依主事
「濃密な時間。親子で過ごす時間は限られている。イベントに参加することでおうちではできない体験ができればいい」