「お風呂のドア」の“ホコリやカビ”を確実に落とす方法。「意外とカンタン!」「汚れを落とす順番がカギ」
お風呂のドアの掃除はしていますか? 気がつくとごっそり汚れがついていることも。気になる汚れは4つのステップを踏むことで、きれいになるんだそう。今回は掃除のプロであるおそうじ本舗さんに、「お風呂ドアの汚れを落とす4つのステップ」を教えていただきます。
教えてくれたのは……おそうじ本舗さん
一般的な家庭からオフィスまで、掃除のプロによるクリーニングサービスを提供。Instagram(@osoujihonpo_official)では一般家庭でも役立つ“掃除の知恵”を発信中。
お風呂のドアにつく汚れの正体は?
お風呂掃除、みなさんどこまでお掃除していますか? 結構忘れがちなお風呂ドアのお掃除方法をご紹介します。お風呂ドアは、ホコリや石けんカス、皮脂汚れなどで意外と汚れているんです。
お掃除の前にクエン酸スプレーを準備しよう
お掃除の前にクエン酸スプレーを準備しましょう。
用意するモノ
・クエン酸……小さじ1
・水……200cc
・スプレーボトル
スプレーボトルの中にクエン酸と水を入れてよく混ぜます。2〜3週間で使い切るようにしてください。キッチンのお掃除などにも使えますよ。
お風呂のドア掃除術4ステップ
1.ドア全体のホコリを取る
まずはドアにたまった乾いたホコリをきれいに取り除きましょう。隙間ノズルを装着した掃除機で、ドアの周りやガラリ(ドアの下部にある通気口)、サッシ・レールの ホコリをしっかり吸い取ります。細かい部分は古い歯ブラシで、丁寧にホコリをかき出しましょう。
2.石けんカスと皮脂汚れを落とす
ドアの内側やガラリ、サッシ・レール部分に浴室用洗剤をたっぷりと吹きかけます。スポンジや古い歯ブラシを使って洗剤を塗布し、 2分ほど放置して汚れを浮かせます。その後、しっかり擦り洗いし、シャワーできれいに洗い流しましょう。
3.ドアの水アカをすっきり落とす
水アカがついた部分にクエン酸スプレーを吹きかけ、ラップでパック。5〜10分放置したら、古い歯ブラシやプラスチックカードで削り落とします。最後に水で洗い流し、タオルでしっかり拭き取って完了です。
4.ドアのゴムパッキンのカビ掃除
換気扇を回し、ドアを開けて換気します。パッキンを乾燥させてからカビ取り剤を塗布し、10分後に水で洗い流します。塗装面にかからないよう注意してください。
注意事項:クエン酸と塩素系洗剤が混ざると有毒ガスが発生するので、作業前にクエン酸を十分に洗い流してください。
お風呂のドア掃除を楽にするポイント
お風呂に入ったあとはひと手間かけて、カビなどのドアの汚れを予防しましょう。浴室乾燥機があれば、2時間の乾燥運転がおすすめ。他にも下記のような工夫でカビを防ぎましょう。
・お風呂上がりにシャワーでドアの汚れを洗い流す
・換気扇を長めに回し、ドアや窓を開けて湿気を逃がす
ドアは外さないで
お風呂のドアを外して掃除するのは控えましょう。メーカーによっては、緊急時を除きドアの取り外しを行わないよう注意書きが明記されています。またドアは重量があるので、転倒してケガをする恐れや、取り外そうとして失敗した場合パーツが破損して修理が必要になる場合もあるので注意してください。
※こちらの記事は元画像の提供者さまより許可を得て作成しています。
ayako/ライター