【坐骨神経痛の原因と対策】「絆創膏」で原因の筋肉にアプローチする方法
年齢とともに増える体の不調。でも病院に行くのは億劫だし、マッサージも頻繁には行けない...そんなお悩みを抱えていませんか? 本書『体の不調をすべて解決する 絆創膏を貼るだけ整体』(KADOKAWA)は、特別な道具も難しい知識も一切不要な、理学療法士の山内 義弘氏が考案したメソッドを紹介。特定の場所に絆創膏を貼ることで、体が本来持っている回復力を引き出し、不調を和らげることができるのだとか。肩こり、腰痛、ひざの痛み、頭痛、めまい、不眠など、気になる体の悩みに幅広く対応しており、イラストでわかりやすく解説されているので、誰でもすぐに実践できます。「貼るだけ整体」で、あなたらしい活動的な毎日を取り戻しましょう!
※本記事は山内 義弘(著)による書籍『体の不調をすべて解決する 絆創膏を貼るだけ整体』から一部抜粋・編集しました。
座っていると痛い「坐骨神経痛」
デスクワークなど長時間同じ姿勢を続けたり、運動不足や中腰での作業、重いものを持つなど臀部の筋肉の過緊張により痛みが生じます。
坐骨神経痛の原因
長時間の同じ姿勢や運動不足
坐骨の深部にある深層外旋六筋のすきまを通るのが坐骨神経です。座りすぎや運動不足などでこの筋がこり固まると、坐骨神経を締め付けるため、痛みやしびれが生じます。
深層外旋六筋にアプローチ!
筋肉にアプローチ
股関節の近くにあり、外側に出っ張っている大転子(大腿骨)に集合する深層外旋六筋を緩めることで、坐骨神経の締め付けをなくし、しびれや痛みを緩和します。
絆創膏の貼り方
①大転子を確認
太ももの外側(付け根)あたりに手を当てながら椅子に足を乗せ、かかとを始点に足を左右に回すとコロコロ動く骨が大転子です。
②2枚貼る
大転子の上に上下それぞれに向かうように絆創膏を2枚、痛みのある側に貼ります。
お役立ち情報
多裂筋の絆創膏整体も一緒に!
多裂筋が坐骨神経痛に関係していることもあります。