Yahoo! JAPAN

清水エスパルスの秋葉監督、敗戦の責任を口にした宇野禅斗に「申し訳なかった」。高橋祐治は名古屋戦から一夜明けてのやり取り明かす

アットエス


清水エスパルスは0-3で敗れた名古屋グランパス戦翌日の5月4日、三保グラウンドで中2日で控える柏レイソル戦に向けて調整しました。名古屋戦で失点に絡み、「自分の責任」と悔しさをにじませたMF宇野禅斗選手に対し、秋葉忠宏監督は「あんなことを言わせて申し訳なかった。責任を感じることは全くない」と擁護。CBでコンビを組んだDF高橋祐治選手は「あそこまでのパフォーマンスは普通できない」とプレーの質の高さを評価しました。

秋葉忠宏監督「『行きます』に甘えた俺の問題」

あんなことを言わせてしまって申し訳なかった。もちろんすごく頑張ってくれたが、プロにもポジションはある。チーム全体でも疲れなどいろいろなことが見えていたが、3連勝で目が曇ってしまった。禅斗は自分のタスクを全うしようと必死にやってくれた。責任を感じることはない。

「行きます」と言ってくれたことに甘えた俺の問題。選手に抱っこにおんぶにならないように、選手が輝けるように見つめ直したい。

DF高橋祐治「切り替えたかと聞いたら『はい』。さすが」

(直近2試合を振り返って)めちゃめちゃすごい。慣れないポジションをやるのは思っている以上に難しいこと。CBが右から左に変わるだけでも難しい。それがボランチからCBになって難しいことをやっているにも関わらず、あそこまでのパフォーマンスは普通の選手はできない。

名古屋戦は自分がクリアボールを当ててしまって、悔しい思いをさせてしまった。僕もそこは反省しないといけない。試合後はあえて声をかけなかった。サポーターが禅斗に声援を送ってくれたし、本人にも伝わっている。

前を向いてやれる選手。今日の朝来て「切り替えたか」と聞いたら「はい」と。さすがだなと思った。

【関連記事】

おすすめの記事