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【第36回出雲駅伝】 監督記者会見

文化放送

青山学院大学 原晋監督

監督が元気な時はチームが良い状態でございます。
現在、メジャー、日本のプロ野球界が盛り上がっています。本来は野球界でかける言葉ですが・・・作戦名は「かっとばせ!大作戦」。
ゴールまでかっ飛ばして、優勝目指して頑張って参ります。

――区間配置の意図は?
やはりこの駅伝は短い駅伝です。前半の遅れが致命的になりますので、チームで5000m最速ランナーの鶴川(正也、4年)を1区において前半から勝負をしていきたいと思っています。3区黒田(朝日、3年)で先頭に躍り出て独走体制を築ければ理想的な展開だと思っています。

駒澤大学 藤田敦史監督

出雲駅伝は3連覇がかかっている状況でありますが、エース格の佐藤圭汰(3年)が故障でエントリーできず、チームとしては大きな痛手。ただ、圭汰がいないことで、逆に「圭汰なしでも戦えるチームを作ろう」ということで篠原倖太朗(4年)キャプテン以下、選手たちは一生懸命ここまで頑張ってまいりました。そのおかげもあって、良い状態のチームを作ることができました。佐藤圭汰抜きという状態で勝つことができれば、今後の全日本、箱根に向けて非常に大きな弾みになるのではないかとも思っております。今日(13日)調整練習を行いましたが、全選手が非常に良い状態で明日に臨めると思います。

――区間配置の意図は?
過去2大会は佐藤圭汰を2区に据えて、前半勝負で良い流れで優勝できたというところもあった。それが今回できないということで、事前に分かっていたわけですから、まず1区に関しては確実に前の方でこないと勝負にならないだろうということで、1年生ではあるんですが、桑田(駿介)を抜擢しました。桑田に関しては着実に力をつけていまして、5000m13分30秒台まできました。何より彼は試合で外さない強さを持った選手ですので、本当に自信を持って1区に据えました。先程、原監督も3区の黒田くんで勝負というお話がありましたが、私たちも昨年3区を好走している山川(拓馬、3年)を据えました。夏合宿に関しては一時ちょっと足の不調等がありましたが、しっかりした練習をここまで積めてきてましたので、非常にいい状態にあります。青学さんがどんなオーダーでくるのかという事も予想しながら私も配置したんですが、黒田くんが来るのではないかということを踏んで、敢えて山川をぶつけましたので、山川から勝負を挑んでほしいなと。私たちも1区、3区の出来がこの駅伝の鍵になるんではないかなと思っています。そこで好走することができれば、6区に絶対的エースの篠原を置いておりますので、勝つ確率が非常に高くなるだろうっていうことで、1区、3区を重要視して区間配置をしました。

城西大学 櫛部静二監督

城西大学は前回大会、2位だったんですが、実質3番目。新年度に入った当初、目標を考えた時に7位を掲げたんですが、夏前から状態も良くなってきて5位に上方修正しました。そこから直前になってケガ人も出ず、選手がさらに成長して「昨年のチームを超える」と意気込み、直前に再び修正して目標を2位に修正しました。2位という事は当然、前には優勝チームしかありませんし、そういったところで勝負をしたいと思っています。キーマンを強いてあげると、2区の山中達貴(3年)のスピードに期待をしていただければ。また、5区の鈴木健真(3年)も不調から脱して、元気にやっております。もちろん、全員が元気いっぱいの選手ですので、応援よろしくお願いいたします。

――区間配置の意図は?
城西大学は136区。お二方(原監督、藤田監督)と変わりはないんですが、昨年、1区で斎藤(将也、3年)が転倒して先頭から1歩遅れたっていうことを考えて、 そこがまず今年は帳消しになれば、非常にいい滑り出しで3区のヴィクター・キムタイ(3年)に渡せるのかなと思っています。ここまで調子が非常に良く、4区にキャプテンの平林(樹、4年)を置いていますので、そこで大きくリードできれば。6区の久保出(雄太、4年)には安定感があり、タイム以上の力がありますので、彼に期待をしたいと思っています。

國學院大學 前田康弘監督

非常にチームの状況は良いです。勝負しに来ました。5年前に勝ったときは正直、勝つ確率は自分の中で高くないと考える中で“勝ってしまった”というところもあったんですが、今回は勝ちに来て、勝ちたいという風に選手たちとも話しています。今年は勝負の年。新チーム発足から一戦必勝、全部獲りにいこうということを目標に掲げてやってまいりました。ここまで大きな故障もなく、誰を外すかを考えるくらいチームの状態は良いです。かなりレベルの高い練習をこなせているので、その力をしっかり皆が発揮してくれれば、結果は自ずとついてくるかなと思っています。キーマンとしては、上級生が走るのは当たり前だと思っていますので、2年生の辻原輝と野中恒亨、この2人が機能すれば、かなり面白い駅伝ができるんじゃないかなと思っています。

――区間配置の意図は?
國學院大學はほぼ先頭争いをしてなくて、どの駅伝も後半ビルドアップしてまとめた順位ということが続いてます。そこで、チームで一番調子が良く27分台の力はもうあるであろう青木(瑠郁、3年)を1区に置いてしっかり流れに乗りたいという意図も。もちろん主将の平林(清澄、4年)が最後にいるという心理も働くと思ってますし、4区・5区の繋ぎに関しては今アベレージが非常に高いチームになっています。この4区・5区の走力でいえばどの大学にも負けないと思ってますから、1区でしっかり流れに乗って中盤粘り、4区・5区でしっかりアドバンテージを取る、又は追いかける展開をしっかり演出して、平林にいい形で渡せればという意図がありますので、しっかり流れに乗りたいというオーダーです。

早稲田大学 花田勝彦監督

今年は夏から海外遠征等も行かずにチーム全体で三大駅伝に向けて練習を積んでまいりました。今回、連れてきた8人とも調子が良く、誰を外すのか本当に迷ったところがありますが、今日の時点でのベストオーダーが組めました。いつも選手には言っていることですが、「1=1」、チームが持っている力を出し切りたい。私が指揮するようになってから早稲田は5番・6番が定位置になっているので、トップ3、やるからには先頭争い加わって、優勝を目指していきたいと考えています。キーマンとしては大学駅伝初出場となる1年生の山口竣平、3年生の藤本進次郎、この2人が早稲田のエンジを背負って初のレースとなりますので、練習してきたことをしっかり出してくれればなと思っています。

――区間配置の意図は?
将来的には優勝争いをするチームということで、やはり先頭を走る経験をさせたい。1区からチームのエース、山口(智規、3年)を置いて、伊藤(大志、4年)、山口竣平(1年)というエース格を並べる配置にしました。山口竣平は高校時代から非常にロードの強い選手ですので、厳しい区間ではありますが、あえて3区。4区の藤本に関しても、直近の早稲田のロード記録会(The Road of WASEDA)で非常に良かった。初のチーム代表になりますが、一度試してみたいっていうことで、4区に起用しました。長屋(匡起、2年)、工藤(慎作、2年)に関しては、非常にロードには安定性がある選手ですので、4区終わった時点で、どの辺りにいるかっていうところがチームの鍵かなと、やはり先頭が見える位置で最後までレースを進めたいなと思っています。

創価大学 榎木和貴監督

まずは、前回大会の後に発生したドーピング問題について、チームとして再発防止に努めることに加え、前向きに競技に向き合っていくということをチームで共有してこの大会に臨ませていただいております。日本学連をはじめ、この大会の運営に携わる皆様に改めてお詫びを申し上げたいと思います。また、大会への出場を認めて下さった主催者の方に感謝申し上げます。チームとしては、夏合宿を順調に消化することができ、ベストメンバーで臨むことができています。選手たちが立てた目標は3位以上。監督の思いとしては前半から攻めの走りをする。2区に据えている吉田響(4年)の調子がいいので、123区でしっかりとトップを獲れるようなレースを展開できればなと思っております。キーマンは2区の吉田響と駅伝デビューになる6区の小暮(栄輝)、この4年生2人。前回、2番でゴールした経験をしっかり活かしながら、3位以上という目標を達成できるように全力で挑みたいと思います。

――区間配置の意図は?
出雲駅伝は距離が短い駅伝ですので、123区でしっかりと勝負をしていきたいというオーダーを組んでいます。直近で行きますと、1区の石丸(惇那、3年)が先日の5000mのレースで自己記録を更新していますし、2区の吉田響に関しましては、やはり前回、佐藤圭汰くん(駒澤)、黒田朝日くん(青山学院)らが走った2区で、エース格の選手たちと戦って勝ちたいっていう思いのもと、2区を志願してきました。そういった起用もありますので、彼の走りに期待してほしいと思います。また、3区のスティーブン・ムチーニ(2年)は出雲駅伝の出場が初めてになりますが、ここ最近の練習の状態はすごくいい練習が積めていますので、そこで先頭争いに入れれば理想的かなと思います。また、4区には主将の吉田凌(4年)を据えていますので、ここでしっかりと耐え忍んで、駅伝デビュー戦となるアンカーの小暮の最後の勝負強さに期待して、目標の3位以上というところを達成したいと思います。

大東文化大学 真名子圭監督

うちのチームは9年ぶりの出場となります。夏合宿は他大学さん同様、自信を持てる練習ができたので、今回の出雲駅伝はベストメンバーで挑むことができました。特に大きな故障者もなく、補員に回った学生が涙するくらい誰を使ってもいい状態です。目標は年度初めに学生が5位をとりたいという事を言っておりました。その5位を目標に積極的なレースで、みんなある意味、出雲駅伝は素人ですので、怖いもの知らずで1区からチャレンジしていきたいと思っています。キーマンは最初で最後の出雲駅伝になる4年生の西川千青と小田恭平。とはいえ、派手なチームではないので、全員駅伝で5番を目指していきたい。

――区間配置の意図は?
まず、5位を確実に取りに行くオーダーを前提に組ませていただきました。出雲駅伝は短い距離の駅伝となりますので、前半から流れに乗っていかないと、全く駅伝ができなくなってしまうっていう不安や恐怖もあります。そこで、 夏合宿を含めて1番練習のできた、そして10000mでも本学1番のタイムを持つ 3年生の入濵輝大を自信を持って配置することができました。そして、2区に5000mで本学ナンバーワンの記録を持つルーキーの大濱逞真(1年)を置いて、この2名でしっかりと 5位を狙える位置で勢いをつけたい。もし何かあった場合でも、保険として3区で盛り返せるようにルーキーのキプロップ・エヴァンスを配置して、最終的にアンカーのエース西川(千青、4年)がしっかりと5番に入ってくるような流れで考えております。5区に中澤(真大、1年)という選手がいますが、正直なところ、今、タイム以上に1番強いのはこの中澤です。もしかしたらエースの西川以上の力を持っているぐらいの練習ができているので、6区で最後しっかりと5番に入っていきたいと思います。

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