暑がりさんはエアコンよりむしろ温活!? 夏が快適になるそのワケ
顔がほてる、手のひらや足裏に汗をかく...などの症状を、暑がりのせいだと思っていませんか。実はそれ、逆に冷え性の可能性があります。もし冷え性なら、体を冷やすのでなく体を温める温活がおすすめです。今回は、冷えを改善する温活の方法やアイテムを紹介します!
汗をかくのは体温が低いのが原因!?
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発汗は暑い時に体温を下げるものと思っている人は多いでしょう。しかし体が冷えた時にも、発汗やりほてりが出ることがあります。体の仕組みとして、体温が下がると体は頑張って体温を上げようとします。その結果、発汗などの症状につながるのです。
低体温となる原因には次のようなものがあります。
・エアコンの効いた部屋に長時間いる
・冷たいものの摂り過ぎ
・運動不足による筋力低下
涼しい部屋に長くいたり、冷たいものを摂り過ぎたりすると、お腹(内臓)や足腰の中から冷え、低体温を招きます。また、悪い姿勢や運動不足による筋力低下も低体温の原因の一つです。
低体温って?体温が低いとどうなるの?
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健康な成人の平熱は、36.5~37度前後とされています。これに対し、低体温とは平熱が36度未満のことを指します。平熱が35度台だと血流が悪くなって...
・冷えが出る
・基礎代謝が下がって痩せにくくなる
・免疫力が低下し風邪をひきやすくなる
など、さまざまな体調不良を招きます。
そうならないために、体温を上げることはとても重要。温活を習慣化することで、発汗・ほてり・だるさなどの夏の不調の解決にも役立つのです。
セルフでできる!温活習慣を身につけよう
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温活は直接体を温める方法のほか、食事や運動など幅広いものがあります。その一部を紹介します。
靴下・腹巻きなどで保温
下半身は冷えやすい場所。エアコンの効いたオフィスなどでは、靴下や腹巻き、レッグウォーマー、レギンスなどでしっかり保温しましょう。
10分以上の入浴
暑いからとシャワーだけで済ますのはNG。体の芯から温めるため、毎日40度程度のお風呂に入浴を。クール系入浴剤などを使うことで、体の中は温かく、皮膚の表面はひんやりという状態にもできます。
体を温める食事をする
冷たい飲み物・食べ物はなるべく摂らず、バランスがよくて温かい食事がおすすめです。また、手足が冷えて寝つきが悪い人には、乾燥生姜を使った生姜湯を寝る前に飲むのもいいでしょう。
週に2~3回筋トレに取り組む
温活におすすめの筋トレは、スクワット。下半身にある大きな筋肉をしっかり動かすことができます。スクワットが難しい場合、立位でかかとを上げてつま先立ちになるという動作を繰り返すことで同様の効果を期待できます。
夏のおすすめ温活アイテム
さっそく夏向きの温活アイテムを紹介しましょう。これらの商品は、「温活本舗」など温活に特化した通販サイトのほか、Amazonや楽天などでも購入できます。まとめ買いすることで送料無料にも。いろんな商品を取り入れて温活に役立ててくださいね。
シルクの下着や靴下
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シルクは保温性が高い一方で、湿度を放出するため夏の温活にピッタリ。パンツや腹巻き、靴下などにシルクを取り入れてみましょう。通販サイトなどでは、冷え取り靴下、冷え取り下着という名前で販売されていることも。
ハッカ油
【画像出典元】「楽天Aquastella」
ハッカ油は天然のクール系入浴剤です。お風呂に数滴垂らすだけで、お風呂上がりに爽涼感をもたらしてくれます。入れすぎは体の熱を奪ってしまうので要注意。
生姜パウダー
【画像出典元】「温活農園公式HP」
生の生姜は体を冷やしますが、乾燥させたり熱を加えたりした生姜は体温を上げる働きがあります。生姜パウダーなら、乾燥させ粉状にしたものなので管理も簡単で温活にも役立ちます。
体温が1度上がると免疫力だけでなく、基礎代謝も10%以上アップし痩せやすくなるそうです。冷え性の解消や体調が整うだけでなく、美容にも効果が高い温活。この記事を参考にぜひ取り組んでみてください!