「あんたたちを訴える!」父の死後、きょうだい間で相続をめぐる骨肉の争いがぼっ発【体験談】
私の父が2023年3月、肺炎のためたった19日の入院で亡くなってしまいました。それを機に、きょうだい間でトラブルが発生したときのお話です。
母の足代わりになった私
母は現在、兄と一緒に住んでいます。父が入院後、兄は仕事をしていたので、私が母の足代わりになり、隣の市から1週間に4日ほど小1時間かけて通いました。母は、歩くのも不自由な体なので私が寄り添ったのです。
私のきょうだいは、兄、私、アメリカに住む妹、広島に住む妹の4人で、妹2人は遠方なので私がほぼ相続関係の手続きをおこないました。私は小1時間かけて山越えし、2023年はほぼ120日ぐらい通い続けました。
急に態度が変わった妹
ある日、母のもとへ行く途中で車のマフラーが壊れ、すごく怖い思いをしました。私は足が悪いので、車がないと母のもとに行けないのです。すると母が、私の車を買ってくれました。それまで妹2人は、「姉ちゃんにばかり迷惑かけて悪い」と言っていたのに、車を買ってもらったら、一番下の妹が父の1周忌のときに私に向かって「なんであんたが車を買ってもらったのか? お母さんに金を返せ」と怒鳴りました。ものすごいマシンガントークで、怖いので逃げて帰るしかありませんでした。
私を訴える!?
その後、1周忌のわが家に妹から脅迫めいた手紙が届き、「あなたたち夫婦を訴えると弁護士に相談したら、相続違反だと言われた」とのことでしたが、相続放棄をした私たちから見れば、一番下の妹が相続違反なのです。というのも、父が亡くなったあと、妹は葬儀のために広島から実家へ来た際の高速道路代や、病院へ入るためのPCR検査代などを含め、8万円ほどの現金を父のお金が入っている引き出しから勝手に持って帰っていたのです。
まとめ
兄が、「人が死ぬと相続関係でトラブルが起こることが多い」と会社の人から言われたそうですが、まったくその通りでした。私は今回のことで、妹と縁を切っています。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/大久保美伽 先生
元銀行員、大手外資系金融機関勤務歴15年。退職後、2021年マネレボ株式会社設立。真に中立な立場で資産運用と保険、家計の見直しをおこない、お金と時間から自由になり自分らしく生きる女性を増やすべくファイナンシャルプランナーとして独立。多くのお客様の資産運用やライフプランニングの悩みを解決すべく尽力している。老後に3000万円差がつく投資講座主宰。
著者:田中まゆみ/60代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)