【清水区・あさ乃】 三保のブランドトマトを使った冷製そば 最後はそば湯でミネストローネ風に
「あさ乃」は静岡市清水区にあるそば店。手打ちそばをはじめ、うどんや中華そばなど幅広いメニューを提供しています。夏にぴったり、三保のブランドトマトを使った冷製そばが自慢です。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへこだわりの麺と豊富なメニュー
JR東海道線に近い清水区西久保、「あさ乃」は閑静な住宅街に店を構えるそば処です。
手打ちそばはもちろん、うどんや中華そばなど幅広いメニューを提供する人気店。
おかめのようなイラストが描かれたのれんが目を引きます。
店内は新しく、明るくオシャレでやさしい雰囲気で、テーブル席とカウンター席があります。
幅広いメニューの中でも「天せいろ・うどん(1850円)」は特におすすめ。
数種類の天ぷらがセットになったボリューム満点の逸品です。
見た目も華やか野菜たっぷり冷製トマトそば
自慢のメニューは「冷製トマトそば(1400円)」。2025年8月末までの期間限定メニューです。
こだわりの二八そばと地元のブランドトマトのコラボレーション。
素揚げにした夏野菜がアクセントになった見た目も爽やかな一杯です。
プチトマトにも秘密がありますが、まずは「そば」を食べてみてください。
つるっとのど越しが最高。
夏にぴったりの冷製そばは、鮮やかな色合いで目でも楽しめる一杯です。
あさ乃・望月翔太店長:
北海道産のそば粉を使用した二八そばです。粗挽きと玄挽き(げんびき)、挽き方を変えたそば粉をブレンドしています。2種類の挽き方のそば粉を使うことで食感や風味がよいそばに仕上がるんです
玄挽きとは、殻付きのそばの実を丸ごと挽いたそば粉のことです。
そばの風味をしっかり感じ、食べ応えも抜群。だしとの相性もぴったりです。
あさ乃・望月翔太店長:
だしは、一晩水につけた昆布だしに厚削りのカツオの本枯節とムロアジを加えて30分間煮だしています。そうすることで香りのいいコクのあるだしが引けます
トマトは三保の「レッドオーレ」を使用
そしてトマトそばというだけあって、そばの汁にもたっぷりのトマトが使用されています。
あさ乃・望月翔太店長:
そばの上に乗せているトマトとは別に、他のトマトをペーストにしてだしと合わせています。トマトは三保地区のnogi農園から仕入れています
三保地区で育つ、中玉トマトの代表格「レッドオーレ」。
特徴は甘みと酸味のバランス。加熱するとさらにうま味が増すため、だしとの相性も抜群です。
他にも、そばの上は具材がたくさん添えられています。
あさ乃・望月翔太店長:
トマトのピクルスでさっぱりとした酸味を加え、彩りで夏野菜を入れています。ボリューム感を出すために真ん中には鶏ムネ肉を乗せています
そばの上に乗っているプチトマトはピクルスだったんです。
盛り付け用として酢漬けされたプチトマトは、より酸味がありさっぱり感がたまりません。
夏バテや食欲がない時でも食べられる一杯です。
そば湯を足してミネストローネのような味わいに
そばといえば、シメはやっぱりそば湯。
冷製トマトそばの汁にそば湯を入れると、なんとミネストローネのような味わいに変化。
よりまろやかになったスープは、最高のシメの一杯。
素材自体の味がおいしく、ミネストローネよりもうま味がつまった味わいが楽しめます。
その日に合わせて職人が打つ自家製麺
おいしさのポイントは、気温や湿度に合わせて水分量などを微調整する自家製麺。
熟練の技術がそばの味を支えています。
「冷製トマトそば」は2025年8月末までの期間限定なので、ぜひお見逃しなく。
こだわりの麺は全部で4種類、中華そばもあります。清水を訪れた際は、ぜひ立ち寄りたいそば処です。
■店名 あさ乃
■住所 静岡市清水区西久保176-33
■営業時間 11:00~14:00 17:00~20:00
■定休 木・第3金
■問合せ 054-366-1289
■駐車場 10台
※この記事は2025年8月2日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。