月90件ほどの申請 結婚祝金給付が1000組を突破 四日市市
四日市市が令和5年度から始めた「結婚祝金」の給付が今年6月に1000組を突破した。「出会い・結婚応援!四日市で幸せになろう」予算として取り組まれた四日市マリッジサポート事業の一環で、婚姻届の提出時点で夫婦ともに39歳以下であることなどが条件となる。同市は9月25日、市役所8階の来賓応接室で、給付金を申請した新婚の夫婦3組を招き、結婚祝金プレミアム贈呈イベントを開いた。
イベントでは冒頭で四日市市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」が出演する映像がスクリーンに映し出された。「結婚とは許すことの連続である」というメッセージで始まった映像の後には、森智広市長も入室。「ご結婚おめでとうございます。四日市で幸せな家庭を築いてほしい」などと祝福のメッセージを贈った。
3組の夫婦には、こにゅうどうくんのサイン入り色紙をプレゼント。1000組突破の記念として、森市長からは目録が手渡された。色紙には「Happy Wedding」の言葉もあった。最後はこにゅうどうくん、森市長と記念撮影しイベントは終了した。
【森市長から目録】
給付金の額は10万円。同市の結婚祝金の給付条件は①結婚の時期 が2023年4月1日以降であること(婚姻届出日) ②夫婦の年齢が婚姻届提出日時点で、ともに39歳以下で、いずれもこの結婚祝金の交付を受けていないもの ③結婚祝金の交付を申請する時点で、ご夫婦が四日市市に居住し住民登録があること④結婚祝金の交付決定日から2年以上、四日市市に定住する意思があること。⑤夫婦ともに税金を完納していることなどが条件で、交付申請は、婚姻届出日から6か月以内に行う必要がある。