【熊本市中央区】素朴な味で昔ながらの手作り万十「お菓子の大福堂」
お土産を買いに、上通の蜂楽饅頭に行くと定休日。 なにか手土産になる物を探していたところ、上通から並木坂に入った場所にひっそりとたたずむお菓子屋さんを発見。 今年88歳になる女将さんが息子さんと2人でされているそう。 女将さんの祖父がされていたそうなのでかれこれ100年以上の歴史があるお菓子屋さんなんだそう。 城下町のお菓子屋さんとして昔から親しまれているお店をご紹介します。
昔ながらのお菓子屋さん
場所は、並木坂から入ったところにあり看板が出ていませんので「旅館みやこ」を目印にしてください。
ショーケースにお菓子が並べてありますが、お店の方はいらっしゃらないようです。
お店の中に入ってみました。
歴史を感じるのぼりです。 「ビスケット饅頭」とか「さをしか」とかいろいろ気になります。
お菓子の種類は
熊本名物いきなりだんご120円。いちご大福160円。
いきなり団子は輪切りの芋の上にあんこを薄く引いた、昔ながらの作り方。 芋とあんこの甘味をほんのり塩味の皮が甘さを引き立てます。
くり万十130円
ビスケット万十120円。
バターたっぷりのビスケット生地で白あんを包んだお菓子。BISUMANと書かれた形がかわいい。
ココア万十にカステラ万十。
「しおがま」や「きんつば」もあります。
「つぶあん入りゴマのせビスケット万十」こちらは中の餡がつぶあんになっているそう。 「さをしか」を調べたところ「小男鹿」と書く徳島県の代表的なお菓子で「鹿子斑の肌模様としっとりとした舌触りが特徴の蒸し菓子」だそう。
熊本ではあまり見かけないお菓子なので食べてみたところ、「かるかん」のような食感でほんのり甘みがあり上品な味です。
やぶれ万十、黒糖万十、こちらは1個100円。
ここで、洋菓子スイートポテト120円が登場!
マドレーヌ150円。 マドレーヌってこれだよね。というパッケージ。詰め合わせの贈答用もありました。
黒糖羊羹600円。黒糖羊羹好きには個人的におススメです。 しっとりした羊羹の下の方がジャリっとしていて黒砂糖感を楽しめます。 カステラでいうと下のザラメが的な感じです。
クッキーもありました。 種類が多くて迷ってしまいます。
買うものが決まったらベルを押します。
購入するものが決まったら、押してください。
ショーケースの横にインターホンがあります。ゆっくり、しっかり押してください。 遠くでピンポンと音がします。 2分~3分くらいゆっくり待ちましょう。 奥から笑顔のかわいしらいいおばあちゃんが現れます。 昨年、ご主人を亡くされてお店をどうしようかと迷っていたところ、息子さんが手伝ってくれているそう。 とってもお元気で、ニコニコと接客してくれます。 すべて小分けしてありお土産にピッタリのお菓子の数々。 お値段もお手頃ですので、近くに行かれた際はお立ち寄りください。