自転車をいじるのが好きな東ヨシアキ 新たな楽しみを発見
石井正則(七代目自転車名人)と疋田智(自転車博士)がいろんな角度から自転車の魅力を発信するTBSラジオ「ミラクル・サイクル・ライフ」(毎週日曜日18時30分~19時) 今週の「ポイント オブ サイクルトーク」はこちら!
俳優の東ヨシアキさんをお迎えしました。
自転車は乗ることよりも、いじったり、眺めたりすることが好きだという東さん。とはいえ、サイクリングの経験ももちろんお持ちです。最初のサイクリングの思い出は、福岡県・糸島を走ったときのこと。当時住んでいた福岡市から比較的近く、海や山の美しい景色が印象的だったと振り返ります。
一方で「いつか走ってみたい」と語る場所は、同じ九州にある屋久島。以前撮影で訪れた際は車での移動でしたが、「自転車ならまた違った景色が楽しめそうだな」と感じたそうです。
ここで、東さんからMCのお二人へ質問が投げかけられました。「僕はいじることに幸せを感じますが、お二人は自転車の何に幸せを感じますか?」というもの。
まず疋田さんはこう答えます。「私は田舎よりも街を走るのが好きです。走ったことのない場所を自転車で進み、この道の先にはこんなものがあるんだ!と発見できる瞬間に幸せを感じます」。さらに「以前は赤坂と六本木を別の街だと思っていたけど、自転車で走ってみたら同じ街だと気づいた」と語り、東さんも「そういうのって僕にとって新しいかも」と喜んでいました。
続いて石井さん。「僕は折り畳みタイプのフォールディングバイクが好きなんです。たとえば自宅から品川駅まで自転車で行き、畳んで新幹線に乗って京都へ。着いたら広げて自分の自転車で京都の街を走る。そんなとき、『オレってなんてスマートなんだろう』って感じるんです」。さらに「自転車で移動すると、点と点が一本の線でつながる。自分の自転車で旅すると、よその街も自分の街になるんです」とも語りました。その言葉を受け、東さんは「新鮮な気持ちになれました」と嬉しそうに笑顔を見せていました。
(TBSラジオ『ミラクル・サイクル・ライフ』より抜粋)