ハーバーランド「umie」と「弁天町交差点デッキ」をつなぐ工事が本格スタート。完成は2026年になるみたい
『弁天町交差点デッキ』を「umie」の前までぐーんと伸ばす工事が始まってます。歩きでハーバーランドへ行きやすくするための工事です。神戸市中央区東川崎町1
国道2号線をまたぐ『弁天町交差点デッキ』は、2022年ごろから延伸する計画が聞こえだし、「umie」の2階に直接つながるイメージ図なども公開されてきました。
今年に入りバス停の移設など、いろいろと準備工事が行われてきましたが、ついに本工事へと取り掛かり始めたようです。
ショベルカーが忙しく働いていたのは、「umie」と「モザイク」の間の交差点です。
行われていたのは「試験堀工」。地中に埋まっている設備などの位置を把握するために行われる作業です。
少し前に、いろいろと移設工事が行われていた場所ですが、施工業者のほうでも確認する必要があるということかもしれません。
「umie」の入り口前までぐるりと工事用エリアになっていて、今後はこちら側にも作業が移っていくことが考えられます。
弁天町交差点から「umie」前まで延ばすデッキの長さは「128.5m」で、かかる費用は「10億5270万円」。すごい額です。
交差点の山側には「中央郵便局」や「元町商店街」がありますが、現時点でそこまで人通りが多いという印象ではないので、どれくらい便利さを享受する人がいるのかは未知数です。
完成イメージ図
最寄りのJR神戸駅周辺は、これから周辺への回遊性を高めるための再整備が行われていくので、その流れで新たな人の流れというのが生まれていく可能性はあるかもしれませんが、どうなるんでしょうか。
歩行者デッキの工事は、2026年3月31日までの予定。あと2年弱です。
工事の公示段階では、途中作業のため「弁天町交差点」から「umie」までの間の歩道が通れなくなることが想定されていました。
一時的とはいえかなり不便になりそうですので、その時はまたお伝えしたいと思います。