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ロイヤル・バレエ新時代の到来を告げた傑作『不思議の国のアリス』を「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25」で上映~フランチェスカ・ヘイワードをはじめ、バレエ界のスーパースターが集結

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ロイヤル・バレエ『不思議の国のアリス』

英国はロンドンのコヴェント・ガーデン、「ロイヤル・バレエ&オペラ(RBO)」で上演された、ロイヤル・オペラ、ロイヤル・バレエ団による世界最高峰のオペラとバレエを、特別映像を交えて映画館上映する「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ 2024/25」。今シーズンも全10作品<バレエ6作品/オペラ4作品>を各1週間限定にて全国公開する。ライブでの観劇の魅力とは一味違う、映画館の大スクリーンと迫力ある音響で、日本にいながらにして最高峰のオペラとバレエの公演を堪能できる至極の体験を味わえる。

2025年1月17日(金)からは、バレエ初心者や、大人から子どもまでもが楽しめる『不思議の国のアリス』(振付:クリストファー・ウィールドン 音楽:ジョビー・タルボット)が、TOHOシネマズ日本橋ほか全国で1週間限定公開される。バレエ界のスーパースターたちと、魔法のように鮮やかでポップな演出に魅了されること必定。舞踊評論家、森菜穂美氏の解説とともに本作の見どころに迫っていこう。

【予告動画】The Royal Ballet: Alice’s Adventures in Wonderland

ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』をバレエ化した英国ロイヤル・バレエの『不思議の国のアリス』について、森氏は「2011年の初演の時、同バレエ団では16年ぶりの全幕新作として大きな期待を背負っていた」と解説する。

振付を担当したクリストファー・ウィールドンは子どもの頃からルイス・キャロルの原作に魅了され、バレエ化を夢見ていたものの、彼にとって初の全幕物語バレエ作品でもあり、その挑戦に大きなプレッシャーを感じていたのだという。ウィールドンは、脚本家のニコラス・ライトや作曲家のジョビー・タルボットと1年にもわたる共同作業を行い、この『不思議の国のアリス』を作り上げた。タルボットの音楽は、一人一人のキャラクターにモチーフを与え、生き生きとして親しみやすいものとなり、作品の大きな原動力となっている。

©BC20141224_ALICE

©2024 Alice Pennefathe

Itziar Mendizabal as the Queen of Hearts in Alice's Adventures in Wonderland © ROH Johan Persson 2013

『不思議の国のアリス』は、鮮やかな色彩が躍動する舞台美術と衣裳、プロジェクションマッピング技術を駆使して次々と魔法のように繰り出される大胆なトリックや映像、現代感覚に溢れたポップな音楽、愉快なキャラクターたちに英国流のブラックユーモアをまぶした、洗練された振付による究極のエンターテインメント作品。

©BC20141224_ALICE

次から次へとスピーディーな場面転換がある、楽しくファンタジックな物語の基調はそのままに、原作がもつダークで諧謔的な部分も描かれている。「エンターテインメント性が高いためバレエを観たことがない人や子どもはもちろん、奥深さもあって大人も楽しめる内容になっています」と森氏が語るように、バレエファンだけでなくバレエ初心者の大人から子どもまで愛される名作となっている。

さらに、本作に出演するバレエ界のスーパースターたちにも注目だ。ほとんどの場面に登場して不思議な冒険を繰り広げるアリスを生き生きと演じるのは、映画『キャッツ』で白猫ヴィクトリアを演じ、バレエファン以外にも知られる存在となったフランチェスカ・ヘイワード。映画版『ロミオとジュリエット』ではジュリエット役をドラマティックに演じた彼女について森氏は、「思春期の女の子アリスを表情豊かに好演しています」とその魅力を語っている。

ジャック役を演じるのは、その『ロミオとジュリエット』でロミオ役を務め、ヘイワードと息の合った演技を披露したウィリアム・ブレイスウェル。森氏は「優し気で気品のある英国青年ぶりが好感度高く、そして表現力にも、パ・ド・ドゥのテクニックにも優れたところを見せています」と、ブレイスウェルの確かな実力を明かしている。

また、『不思議の国のアリス』の初演時にアリス役を演じたローレン・カスバートソンが、本作でアリスの母/ハートの女王役をユーモアたっぷりに怪演し、ロイヤル・バレエのトップスターであるスティーヴン・マックレーは大怪我を乗り越え、初演でも務めたマッドハッター役を本作で再び演じている。マックレーがローザンヌ国際バレエコンクールでも披露して喝采を浴びた、得意のタップダンスにもご期待いただきたい。

世界最高の英国ロイヤル・バレエのダンサーたちによって演じられた、極上のエンターテインメント・バレエ『不思議の国のアリス』。ワクワクするような冒険や、抱腹絶倒のコミカルな場面から、甘酸っぱいロマンス、ミュージカル的な華麗なダンスシーン、そしてマジカルな特殊効果まで、舞台芸術の楽しさと美しさが凝縮されている。

幅広い層の観客層から熱狂的な人気を博した本作は、カナダ国立バレエ団、オーストラリア・バレエ、ミュンヘン・バレエ、新国立劇場バレエ団など、世界中のバレエ団でも上演される大ヒット作となった。今回はその本家であるロイヤル・バレエの、まるで特等席で観ているような体験を、映画館でぜひ堪能していただきたい。

※森菜穂美(舞踊評論家)による『不思議の国のアリス』解説全文は下記↓URLにて閲覧可能です。

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