強力な洗剤じゃないとキレイにならない?→いいえ、「排水口の汚れ」を簡単に落とす掃除テク
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。シンクを使っているとき、ふとした瞬間に「なんか臭う……」と感じること、ありませんか? その原因、多くは排水口の汚れやぬめりなんです。見えにくい場所だからこそ、気づけば汚れが溜まり、イヤな臭いのもとに……。そこで今回は、手軽にできる排水口掃除の方法をご紹介します。
排水口は「重曹」で手軽にお手入れ
キッチンシンクの排水口掃除と言うと、強い洗剤を使わないといけないイメージはありませんか? じつは、ナチュラルクリーナーでも臭いや汚れを解消できます。用意するのは、重曹・お湯・歯ブラシの3つだけです。
キッチンシンクの排水口の汚れを落とす掃除方法
手順1.排水口の部品を外して、バラバラにします
トラップ椀やゴミ受けもまとめてお手入れしましょう。
手順2.排水口と部品に重曹をふりかけます
排水口には直接パラパラっと。重曹の量は、まんべんなくふりかける程度でOKです。
部品はポリ袋にまとめて入れると、効率よく重曹でつけ置きできますよ。
このまま15分ほど時間を置きましょう。
手順3.歯ブラシで汚れをこすり落とします
汚れがくまなく落ちるよう、丁寧にブラシで磨きます。
手順4.40~50℃のぬるま湯で流したら終了!
重曹と歯ブラシで浮いた汚れを、ぬるま湯で一気に流しましょう。お湯の温度が高すぎると排水管やシンクが傷むため、50℃前後に調整してくださいね。
Before・Afterを比べてみた
Before
ヘドロと臭いがごっそり溜まっていたシンクの排水口が……。
After
重曹だけでキレイになりました。重曹とお湯を合わせると、強力な洗剤に頼らなくても汚れはしっかり落ちます。
定期的にお手入れして、シンクの臭いと詰まりの防止につなげてくださいね。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア