ここは定食屋!?独特な世界観に引き込まれる神戸・大倉山『chub』の隠れ家ランチ 神戸市
神戸市兵庫区の県道山麓線沿いに、目を惹く看板を発見。JR元町駅から神戸市交通局7系統のバスで10分程の場所(最寄バス停 楠谷町)にあります。1年程前にオープンした定食屋『Chub』(神戸市兵庫区)へ行ってきました。
気になる看板は、店主・杉原さんの友人がデザインされたもの。
なんとも不思議なアートで、裏側は違うデザインになっているので、訪れたときにぜひチェックしてほしいです。
入り口は白を基調としていて、グリーンが映える、シンプルながらどこか愛着が湧くような入店しやすい雰囲気です。
実は、引きで見る外観はまた別物。ゲームやアニメの中に迷い込んだかのようなインパクトのある外観で、好奇心を掻き立てられます。
店内に入ると、「ここはカフェ?それともBar?」と思わせるオシャレな空間が広がります。
広々とした店内は、カウンター7席、4人掛けのテーブルが3つ。丸みを帯びたテーブルが可愛らしく、お子様も利用しやすい作りになっています。
記者が一目で気に入ってしまったカウンター席。レトロな雰囲気と清潔感のある居心地のいい場所です。
同店のメニューは「定食」のみ。週替わりの定食と、レギュラーメニューが7種類です(不定期でメニュー変更あり)。
今回は店主おすすめの「ぼっかけ定食」をいただきました。ボリューミーで美味しそう!
こだわりを伺うと、「特にないですよ」と笑顔で話す店主。店主自身がぼっかけが大好きで、色々と研究されて作ったお味なんだそうです。
ぼっかけの甘辛い味付けに、自然とご飯がすすみます♪付け合わせの小鉢2種と漬物は日替わりなので、何が出てくるかはお楽しみです。仕入れをしたあとに、毎日小鉢のメニューを考えているのだとか。
本日の小鉢は「クリームチーズのキムチ合え、アーリーレッドのマリネ、長芋の漬物」でした。どれも美味しく、お酒のアテにもぴったりです。
金曜日以外は、お昼の営業のみですが、瓶ビールやチューハイ、ハイボール、ワイン等のアルコールも提供しています。
店主は、東京での飲食店の経験を経て、同店をオープン。店主の人柄にたくさんの人が集まって、温かい仲間でお店を作り上げている印象でした。
店内は至るところにアート作品が潜んでおり、トイレへ行くのも楽しくなってしまうかも。思わず写真に収めたくなるような場所が散りばめられています。
「今後の展開については考えていないが、この場所で、長く愛されるお店として続けていけたら」と店主は語ります。
月に1度、定食メニューなしの「呑みイベント」を開催。過去には、中華料理、インド料理、イタリアン等、幅広いジャンルで盛況だったそう。詳細はインスタグラムでお知らせしています。
場所
Chub
(神戸市兵庫区楠谷町20‐1)
営業時間
11:00~15:00
17:00~21:00(金曜日のみ)
定休日
火曜日、不定休(イベント出店時)
駐車場
無(近隣にコインパーキング有)