幸せな恋愛に縁遠い?──冬アニメ『正反対な君と僕』大人びた性格の同級生・東(あずま)の情報まとめ! 下の名前や誕生日などのプロフィールに加え、人柄・性格、スレた言動の理由、平との関係などを一挙にお届けします。
2026年1月より放送のTVアニメ『正反対な君と僕』。マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて2022年から2024年にかけて連載されていた阿賀沢紅茶先生によるラブコメ作品です。
元気で社交的だけど周りの目を気にして行動してしまう女子・鈴木と物静かで寡黙であるものの自分の意見をしっかり言える男子・谷。正反対な2人の交流とその友人たちの日常が描かれており、解像度の高い青春時代の感情の描写が魅力です。
本稿では大人びた性格のクラスメイト・東(あずま)の情報をまとめました。本名や誕生日などのプロフィールに加え、人柄・性格、スレた言動の理由や平との関係などを一挙にお届けします。
※本稿には若干のネタバレ要素が含まれます。
東(あずま)
本名:東紫乃(あだ名:アズ)
誕生日:6月3日
血液型:AB型
身長:163cm
家族:母(他は作中で登場していないため)
クラス:2年7組
中学の部活:バスケ部(1年時のみ)
おおらかな性格の大人っぽい女子
美人で大人っぽい雰囲気を持つ東。性格はとてもおおらかで、細かいことは気にしない性格なのですが、時には妥協してはいけないようなことまでも「まあいいか」で許してしまいます。
その性格で大きな損を被っているのは主に恋愛面。なまじ男好きする容姿のため、過去には彼女の元にいろんな男性が寄ってきたものの、その寛容さに甘えて、多くの男性から雑に扱われてしまうのです。
付き合ったはずの男性からなあなあで関係を終わらせられたり、かと思えば明かなワンチャンス狙いで元カレから連絡をよこされたりと怒って当然のようなことも許してしまい、その結果なかなか良い恋愛に恵まれない東。
詳細が語られることはありませんが、彼女のスレた言動からはこれまでの痛ましい恋愛経験が垣間見え、まだまだ高校生にもかかわらず、疲れ切った負のオーラをまとっています。
友達関係までも恋愛に支配されていた中学時代
中学時代にはクラスメイトの男子からも好意を寄せられることが多かった東。その頃の友人たちは、そんな東を恋愛のために利用するようなことが多く、また時には女友達に裏切られてしまうようなことも。彼女はそれさえも持ち前の寛容さで許してしまっていました。
しかし、内心はもやもやを募らせており、いつしか友達グループにどっぷり属さず、一定の距離を取るように。仲良くなった人たちにまた利用されてしまうことと、それに気づきながら流されてしまう自分を恐れてのことです。
そのため、高校に入ってからも友人関係には慎重になりがちで、人見知りでもないのに友達は少なめ。彼女のどこか諦めたような大人びた雰囲気や行動はそんな心情が表れていると思われます。
平との関係
クラスメイトの平とは同じ中学出身。2人とも電車通学であることからそれなりに遠方から通っているようで、同じ中学からの進学者はかなり少ないようです。
同級生たちに蔑まれた苦しい中学時代を持つ平は、その頃の自分を知っている東のことをネガティブな意味で何かと意識しがち。一方の東は、細かいことを気にしない性格なうえ、平の高校デビューを好意的に捉えており、気安い友達として接しています。
地元が同じ2人は、下校時や友達グループで遊んだ帰りなどで必然的に2人きりに。その中で東は許さなくていいことも許してしまう自分の悪い癖を平に指摘され、それをきっかけに自省し、少しずつ変わっていきます。
ちなみに、鈴木は2人まとめて「タイラズマ」と呼んでいます。2人がたまたまいっしょにいるときに遭遇することが多い事と、語呂の良さが理由でしょうね。時にはさらに縮めて「ティラズマ」「タズマ」などと呼ぶことも。今では読者からも「タイラズマ」の愛称で呼ばれています。
年相応の雰囲気になっていく東に注目!
東の大人びた雰囲気は豊富で残念な恋愛経験と、友人関係まで恋愛ごとに振り回されていた結果生じているもの。
物語の序盤ではこれまでの悲しい呪縛に囚われていた東でしたが、東のことを雑に扱うことのない友達に囲まれて、徐々にその呪いから解放されていきます。
まとっていた負のオーラが少しずつ減少し、年相応の笑顔を見せるようになる東の変化をお見逃しなく!
声優は島袋美由利さん
東を演じるのは島袋美由利さんです。12月6日生まれ、沖縄県出身。『ゆらぎ荘の幽奈さん』の湯ノ花幽奈役をはじめ、『ロックは淑女の嗜みでして』の黒鉄音羽役など、様々な人気作品に出演しています。