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経年変化とともに愉しむ魅惑のレザーカバーオール4選。

Dig-it[ディグ・イット]

ワークウエアを起源とするタフなカバーオールをモチーフにさらにタフなマテリアルとして知られ、かつ上質な革を用いて作られたワークウエア界最高峰ともいえるレザー製カバーオール。機能美とタフなスタイルが共存しながらも、革ジャン同様にレザーの経年変化が楽しめる注目株。歴史的には存在しないアイテムながら、ライダースジャケットとはひと味違った魅力がそこにある。

Tenjin Works/時間を掛けてエイジングさせたい愛しの革。

1920〜1930年代頃にヨーロッパ、アメリカのワーカーらが愛したワークウエアからインスパイヤされ再構築したワークジャケット。ワークウエアならではの野暮ったさを背面にダーツを仕込むことで洗練された印象に仕上がった。マテリアルには国産牛の原皮を日本が世界に誇る栃木レザーで時間を掛け鞣した上質な革を使用。カラーカスタムが可能で、写真は長年着用した経年変化サンプル。18万1500円(Tenjin Works TEL03-3870-8658)

KLOOTCH/丁寧に仕立てられ大人の雰囲気が漂うレザーカーコートタイプ。

オリジナルレシピで鞣した茶芯のホースハイドを使用したカーコートタイプのレザージャケット。革は1.5㎜と肉厚で、フロントボタンには本水牛のボタンを装備。袖にはいせ込みを入れ、肩周りの美しさと可動域を広げ、スーツのようにややフォーマルなシルエットを感じさせる美しい仕上がりとなっている。27万5000円(KLOOTCH TEL03-6427-2555)

C-WORKS/肉厚ながらも軽量で柔らかなディアスキンの風合いを堪能できる。

ファインクリークレザーズのワークラインであるシーワークスネームのこのジャケットは、大戦期のカバーオールをベースに鹿革で再構築。レザーはフルベジタブルタンニンの鹿革を芯通しで仕上げた1.6㎜厚以上の革を使用。鹿革特有の美しいエイジングが楽しみな至高の1着。20万9990円(FINE CREEK LEATHERS TEL050-3390-2470)

ACVM/シープスキンの軽さを感じるシンプルデザイン。

テーラードジャケットの名残りがある1940年代のシンプルなカバーオールをベースに、フルベジタブルタンニングの軽量なシープスキンをチョイス。茶芯仕様に仕上げた1〜1.1㎜厚のシープスキンを使っているので、ミドルレングスのコートながらも軽さを感じられる。2025年2月入荷予定。17万6000円(ADDICT CLOTHES TOKYO)

(出典/「Lightning 2024年11月号 Vol.367」)

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