【鎌倉 イベントレポ】KHCマルシェ vol.17 - ハンドメイド作家がつくるハンドメイドマルシェ
大船駅から歩いて3分ほど。商店街を抜けてすぐの「POP-UP SPACE IN KAMAKURA」で開催されたKHCマルシェ vol.17に行ってきました。
外からすでに楽しそうな雰囲気が!
KHCとは?
「Kamakura Handmade Connection」の略。
鎌倉市を拠点に活動するハンドメイド作家さんたちが「手作りを通してお客様も自分たちも楽しくなろう」という想いで集まったユニットです。
KHCマルシェは、メンバー5名(あみゆき、day&night、Francis Blaise、ra_yu_mimi、rico vintage)と毎月替わるゲスト2〜3名で構成されています。
マルシェは毎月第3土曜日と、その前後の金曜か日曜に開かれていて、今回でなんと17回目!
おしゃれで温かみのあるアクセサリーや雑貨が並ぶ空間は、ふらっと立ち寄っただけでも心が和みます。
「あみゆき」さんの編み物とマクラメアクセサリー
まず一番に目に留まったのが、あみゆきさんのブース。
手編みニットとマクラメアクセサリーを中心に作っている作家さんで、ペンダント、ブレスレット、ショールなどがずらりと並んでいました。
天然石をくるんだマクラメアクセサリーの横に並んだ、ふんわりとしたニットを手に取るとじんわりあたたかい気持ちに。
マルシェの日は暑かったけれど、糸の柔らかさを見ているだけで、冬が待ち遠しくなってしまいました。
同じ形でも糸の色が違うだけで全然雰囲気が変わるので、見ているのが楽しくてついつい時間を忘れてしまいました。
rico vintageさんのヴィンテージガラスアクセサリー
次に立ち寄ったのが、rico vintageさんのブース。
ヴィンテージガラスという、シャンデリアにも使われていた素材のアクセサリーや、天然石のアクセサリーが並んでいて、光に当たるとキラキラと小さく反射する感じがとても素敵でした。
細かい細工の指輪など、小さくて繊細なのにどこか存在感があって、ヴィンテージ好きにはたまらない空間でした。
91歳のおばあちゃんの「手作りの帽子や」
そして今回、マルシェで一番心を掴まれたのがゲストの手作りの帽子やさんのコーナーでした。
なんとこちら、現在91歳のおばあちゃんが一つひとつ手作りしている帽子のお店!
ディスプレイに並んでいた帽子たちは、どれも形が違っていて、布のチョイスもとってもおしゃれ。
眺めているだけでおばあちゃんの手仕事の丁寧さと愛情が伝わってきます。
出来上がった帽子はリバーシブルの一点ものばかり。
まさに世界に一つだけの帽子。
こんな素敵な帽子を持っていたら「どれにしよう」と鏡の前で毎日が楽しくなりそうですね。
小さなマルシェに込められた、大きなつながり
KHCマルシェは天然石・ヴィンテージガラス・レジンアクセサリーや手編み・布小物など、素材もジャンルも様々な作家さんが集まるのが特徴。
今回は、「Francis Blaise」さんのレジンアクセサリーや、「ra_yu_mimi」さん「day&night」さんの天然石アクセサリー、「akemi Cartonnage」さんのカルトナージュなど、どのブースも覗くたびに「おおっ!」と声が出てしまう楽しさがありました。
会場に来ていたお客さん同士や作家さん同士の会話もとても和やかで、まさに「Handmade Connection」という名前がぴったり。
誰かの手仕事が、誰かの日常をちょっと豊かにする。そんな小さな循環が、大船のPOP-UP SPACEで生まれているのを感じました。
また行きたくなる場所
次回のKHCマルシェは2025年8月15日(金)~8月16日(土)に開催予定とのこと。
「また絶対来たい!」と心に決めました。
「手しごと」が好きな人はもちろん、ちょっとした宝探し気分でふらりと立ち寄っても、必ず誰かの想いが詰まった一品に出会えるはず。
ぜひ次回、大船の街で小さな手しごとのぬくもりに触れてみてください。
KHCマルシェ vol.17
開催日時
2025年7月18日(土)~7月19日(日)
10:30 〜18:00
開催場所
POP-UP SPACE in KAMAKURA
神奈川県鎌倉市大船1丁目12−10湘南第5ビル1F
アクセス:大船駅東口徒歩3分
駐車場:なし