逆効果かも…。「センサーライト」の空き巣に狙われる“NGな付け方”「ライトの向きが大事」
空き巣や強盗のニュースをよく耳にする昨今。家の防犯対策として「センサーライト」を取り付けているご家庭は少なくないでしょう。しかし、取り付ける位置や向きによっては、防犯どころか逆効果になることもあるんです。そこで今回は、「センサーライトのNGな使い方」と合わせて、正しい設置のポイントをご紹介します。
道路側を照らすのはNGだった……!
玄関先にライトをつけるとき、「明るくしたいから道路側に向けて設置しよう」と考えがちです。しかし、じつはこれがNGポイント。道路側を明るくすると家のドアまわりが暗くなるため、自宅に空き巣が入り込んだ姿は見えません。ドアまわりが真っ暗だと、空き巣に侵入されるリスクは上がります。
また、設置位置が高すぎたり低すぎたりするのも問題です。手が届いてすぐに取り外せる位置では防犯になりませんし、高すぎてもセンサーの反応が鈍くなってしまいます。
センサーライトの正しい使い方
お伝えした通り、センサーライトはただ取り付ければいいというものではありません。設置場所に注意して、防犯につながる取り付け方を意識しましょう。
「侵入口を照らす」のが正解
防犯対策として取り付けるのなら、侵入されそうな場所を照らすと有効です。泥棒や空き巣は、人に見られることを何より嫌がるため、ドアや窓など人が出入りできる場所を中心に照らすと防犯につながります。顔や手口がはっきり見えるよう、侵入口にしっかりとライトが当たるように設置しましょう。
取り付けた後も、きちんとセンサーが反応するか再チェックを行ってくださいね。
センサーライトで侵入を防止!
センサーライトは、取り付け方ひとつで防犯効果が大きく変わるアイテムです。「明るければ安心」と思い込まず、どこを照らすべきかをしっかり考えることが大切。
ご自宅にセンサーライトがある方は、今一度見直して安心・安全な暮らしを守っていきましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア