【金賞受賞】百年料亭宇喜世(新潟県上越市)のうなぎ蒲焼きが「ESSEふるさとグランプリ2024」の魚介・水産加工部門で快挙
掲載雑誌の「ESSE」を持つ株式会社宇喜世(新潟県上越市)の大島誠代表取締役社長(左)と、うなぎの蒲焼セットを持つ上越市の中川幹太市長(右)
百年料亭宇喜世を運営する株式会社宇喜世(新潟県上越市)の大島誠代表取締役社長と加藤公一支配人が11月1日、上越市の中川幹太市長を表敬訪問した。扶桑社(東京都)が発行する月刊誌「ESSE」企画の「ESSEふるさとグランプリ2024」の魚介・水産加工部門で、このほど宇喜世のうなぎ蒲焼きが金賞を受賞したことを中川市長に報告するため。
同社のうなぎの蒲焼きは主に九州産の国産うなぎを使用し、串を打たずに網焼きしているほか、タレは上越産の醤油を使用しており、柔らかい肉質やさっぱりとしたタレの味わいが審査員のインフルエンサーなどから高く評価された。
審査は全国からエントリーされたふるさと納税返礼品をインフルエンサーらが実食して審査した。同社は上越市の協力のもと、今回初めてエントリーした。
同社のうなぎを試食した中川市長は「美味しい」と箸が止まらず、10時過ぎという時間にもかかわらず、なんと完食するほど。記者も一口試食したが、味はあっさり、身はふっくらしていた。
中川市長は「上越市には美味しいものがたくさんあるが、みなさん安売りしている印象がある。今後はブランド力をつけて、求める人に届けたい」と述べた。
大島代表取締役社長は「上越市内の業者さんも弊社のようにコンテスト出品の意欲を持たれたら商品の改善にもつながると思う。『ESSE』は多くの人に読まれているので、全国の方に知ってもらったらいいと思う」と話していた。
うな重を試食する中川市長(右)。10時すぎにもかかわわらず、なんと完食