「ジランドール by アラン デュカス」、新生パーク ハイアット 東京に誕生
現在全館改修中のパーク ハイアット 東京では、リニューアルオープンという歴史的な節目に、フランス料理界を牽引する巨匠アラン・デュカス氏とパートナーシップを結び、既存の「ジランドール」を「ジランドール by アラン・デュカス」として新たにオープンする。
フランスと日本の両国で研鑽を積み、パーク ハイアット 東京入社以来18年にわたり「ジランドール」の厨房に立ち続けてきた料理長、堤耕次郎氏は、今春パリに7週間滞在。デュカス氏率いる各レストランの料理とサービスに触発されながら、そのエッセンスを自身のスタイルへと昇華すべく研鑽を重ねた。
店内インテリアは、パリを拠点に数々の受賞歴を誇る「ジュアン マンク」がデザイン。ぬくもりと優美な雰囲気を湛えるボルドーとオレンジを基調に、ウォールナット材と革製の椅子が洗練されたスタイリッシュな印象を添える。鏡を美しく配した壁面や、ヴェラ・マーサーがヨーロッパ各地のカフェで寛ぐ人々をとらえた144枚のモノクロフォトコラージュも、空間に独自の存在感を与えている。また、中央には大理石とブラックウォールナットで仕上げた新たなカウンターも設置された。
朝食、ランチ、ディナーと、時間帯ごとに多彩な魅力あるメニューを用意。フランス料理の豊かな伝統に、日本の感性と食材を織り交ぜた新たなダイニングエクスペリエンスを提供する。
text:miki tanaka