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デイゲーム(日中)のシーバスゲームに【バイブレーションルアーが有効な理由】

TSURINEWS

日中こそバイブレーション(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

シーバスフィッシングというと、ナイトゲーム、つまり夜間に眠い目をこすりながら頑張るイメージがある。確かに日中より釣りやすいのは確かだが、明るい太陽の元で全く釣れないのかといえば、そんなことはない。そして、そんな日中の釣りに有効なのがバイブレーションルアーという、鉛や樹脂製のルアーだ。では、なぜデイゲーム、つまり日中の釣りで有効なのか、この記事では河川の釣りを中心にその真実に迫ってみよう。「夜遊び」を卒業したい方は、ぜひ最後まで読んでほしい。

シーバスにバイブレーション

さて、なぜシーバスのデイゲームにバイブレーションルアーが有効なのかだが、これは、魚がルアーを見ているからだ。その点、素早く引いてこれるルアーは見切られにくく、明るいデイゲームに有効だ。特にシーバスは、ルアーをシルエットで捕らえていると思われがちだが、実はけっこう色がわかるとも言われている。人間ほどの色識別があるかどうかは謎だが、少なくとも特定の色はわかっている。

エサに形を合わせよう(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

濁りが強いときのチャートカラーやピンク、透明度の高い季節のクリアカラーなどは、色をわかっているとしか思えないほど有効なときがある。では、ただ高速で巻いてくれば釣れるのか、1番重要な使い方について筆者の経験を元に紹介しよう。

これひとつあればOK(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

リフトアンドフォールも有効

澄んだ水こそバイブレーション(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

日中の明るい時間帯は、雨や風の影響を除くと浅い河川などは透明度が高い。そんなときにルアーをゆっくり動かしてしまうと、魚に偽物だとすぐに見破られてしまう。だからこそ素早く操作して思わず口を使わせる。これがデイゲームの基本だ。そして、そんな釣りに向いているのが、バイブレーションルアーというわけだ。

シーバス以外も釣れる(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

では、ただひたすら素早く巻けばいいかといえば少し違う。同じ動作は魚に覚えられてしまう可能性があるからだ。なので、途中で止めたりゆっくり巻いてみたりと、イレギュラーな使い方を取り入れるとその瞬間にアタリがくることが多い。

丸呑みだ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

また、ロッド(竿)を上下に大きくあおって釣る、リフトアンドフォールという釣り方も悪くない。つまり、自分なりのオリジナルの釣り方が釣果を上げるコツでもある。特にデイゲームは単調な釣りになりがちなので、素早く巻く以外に色々試してみるのも面白い。

夜でもバイブレーションは活躍

最後はおまけだ。今まではデイゲームについてのみ紹介してきたが、その逆のナイトゲーム、つまり夜の釣りではどうかだが、実はこのバイブレーションルアーは夜でも有効だ。暗い夜でも街灯の明かりで照らされた水中は、シーバスにも見やすくなっている。こんなときは昼間と同じに素早く巻いてくると効果的だ。

夜でも釣れる(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

また、小さな小魚などをシーバスが追っているときなどは、その横を素早く巻いてくると思わず口を使うこともある。なので、シンキングペンシルやフローティングミノーで食わないときは、気分転換に使うこともおすすめだ。

昼間は暗がりを狙おう(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

いかがだっただろうか、日の当たる日中にシーバスを釣る参考になっただろうか。何かと忙しいこの時代、昼間のちょっとした時間帯で、しかもルアーひとつでシーバスが狙えるとしたらこんなありがたいことはない。さらに、見たこともないような大物が近所の河川で簡単に釣れるとしたら、移動の時間も短縮してでも釣りたくなるはずだ。

どうだろう、ここまで読めば、昼も夜もとにかく釣りまくりたい、そんなどうしようもないシーバス狂であっても、たまには昼間限定の釣りもいいんじゃないかと思えてくるだろう。

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>

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