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新作『プレデター:バッドランズ』はプレデターが主人公 ─ 「めったに応援されないヒーローを、新たな形で応援できるような」

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『プレデター』シリーズの新作映画『プレデター:バッドランズ(原題)』が、シリーズ初となる“プレデターが主人公の物語”となることがわかった。前作『プレデター:ザ・プレイ』(2022)から続投するダン・トラクテンバーグ監督が英にて認めた。

既報によると、本作は『プレデター:ザ・プレイ』の続編ではなく、近未来の荒野を旅する姉妹が恐ろしい過去に直面するストーリー。主演は『マレフィセント』シリーズのエル・ファニングが務めるが、監督いわく「クリーチャー(プレデター)が中心となって全体を導く」という。「一筋縄ではいかないキャラクターですが、みなさんの心を動かすものがある。感情移入できる、しかし非常に恐ろしくもある存在を創造するのはとてもやりがいがあり、また面白いことでした」。

アイデアのきっかけは、前作『プレデター:ザ・プレイ』だった。「シリーズの限界を押し広げたい」という願いと、「めったに応援されないヒーローを、新たな形で応援できるような本質的な映画をもう一本作りたい」という想いが、“観客にプレデターを応援してもらう”というコンセプトに変化を遂げたのだ。近い例としては、『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)が人間ではなく怪獣を中心に物語を描くことを試みたのと同じ発想と言えるかもしれない。

現時点でプロットやキャラクターの詳細は不明だが、主演のファニングは複数人の登場人物を一人数役で演じたとのこと。「ドラマとしても、身体的にも、実務的にも大変なチャレンジに直面してもらいました」とは監督の言である。

映画『プレデター:バッドランズ(原題)』は2025年11月7日に米国公開予定。なお、トラクテンバーグ監督はもうひとつの『プレデター』極秘新作映画も準備しており、そちらは『バッドランズ』に先がけてリリースされる見込みだ。

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