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軒下で命育む 野鳥のシジュウカラ 名張市の竹中さん方

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巣箱のふたを開ける竹中さん=名張市で

 三重県名張市桔梗が丘5番町の竹中俊郎(83)さん方の軒下で、シジュウカラが子育てに奮闘している。4月初旬から巣作りを始め、5月初旬には6羽のひながかえった。

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 シジュウカラは、頭部が黒く黄緑色の背をしたスズメほどの大きさの野鳥。山野草が好きで、庭でアボカドやフジバカマなどさまざまな植物を育てている竹中さんは、ヒマワリの種を入れた餌箱を設置し、メジロやヤマガラなどの野鳥が訪れる様子を楽しんでいた。

 3年前には庭に巣箱を設置したが、ヘビやカラスなど外敵の存在もあり、2年間は居つくことはなかった。今年は場所を軒下に移したところ、初めてシジュウカラのつがいが巣作りに訪れたという。

 竹中さんは、親鳥が5分おきに交代で、餌を一生懸命に運んでくる様子を「感動する光景。無事に6羽とも巣立ってくれたら」と見守っていた。

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