前回自己ワースト7失点のソフトバンク・大津亮介がロッテ戦に先発 6戦連続QS中の種市篤輝と対決
今季ロッテ戦防御率1.37と好投続ける大津亮介
今季から先発に転向し、好投を続けているソフトバンクの大津亮介が、22日のロッテ戦(みずほPayPay)で9度目の先発マウンドに上がる。
2年目右腕はここまで8試合に先発して4勝3敗、防御率2.49をマーク。QSも7度記録するなど先発1年目とは思えない安定した投球を見せている。ただ、前回登板した12日のヤクルト戦(みずほPayPay)では、5回95球を投げて9安打を浴び、自己ワーストとなる7失点で今季3敗目を喫した。そこから中9日で今日の登板に臨む。
ロッテ戦は今季すでに3試合に登板し、2勝1敗、防御率1.37と好投。ソトに9打数4安打1本塁打と打たれている以外は軒並み抑えている。唯一黒星を喫した5月25日(ZOZOマリン)の試合でも6.2回5安打6奪三振2失点と悪くない投球内容だった。
前回登板で今季自己最短でのKOを喫した右腕は、今日の登板でその反省を生かした投球を見せることができるか。得意のロッテ戦で今季5勝目を目指す。
5月以降3勝無敗の種市篤輝
一方、ロッテの先発は種市篤輝。今季ここまで11試合に先発して4勝3敗、防御率2.61、QSも8度マーク。5月22日の西武戦で自責点ゼロ(失点は1)の完投勝利を挙げるなど、安定感のある投球を見せている。
前回登板した14日の中日戦(ZOZOマリン)では、7回110球を投げて7安打を浴びながらも10奪三振3失点(自責は2)と力投。白星こそつかなかったが、先発としての役割は十分に果たしていた。
ソフトバンクとは今季初対戦。昨季は5試合に先発して2勝2敗、防御率5.63、被打率.290とあまり相性が良くなかった。特に、栗原陵矢に10打数4安打1本塁打、中村晃に10打数3安打と左打者に打たれていただけに、今日は細心の投球を心がけたい。
右腕は4月こそ4戦3敗とつまずいたが、5月以降は3勝無敗、6戦連続QSと好調をキープ。前回から中7日となった今日の登板でも好投が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-楽天・C.ポンセ(エスコンF)
オリックス・齋藤響介-西武・隅田知一郎(京セラD大阪)
【セ・リーグ】
巨人・F.グリフィン-ヤクルト・サイスニード(東京ドーム)
中日・H.メヒア-広島・大瀬良大地(バンテリンドーム)
阪神・伊藤将司-DeNA・東克樹(甲子園)
【関連リンク】
・プロ野球AI勝敗予想
・先発転向で覚醒のソフトバンク大津亮介 失点減らすための2つのデータが昨季から大幅に改善
・パ・リーグ球団別週間MVP、ロッテ・ポランコが得意の夏へ上昇気配 オリックス西野、楽天・辰己が打線けん引
記事:SPAIA編集部