そんなに安く泊まれるの!? 冬の京都旅行がお得な理由とは
2月21日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは、冬の旅行を楽しむ極意について、航空旅行アナリスト・鳥海高太朗氏に話を伺った。
鳥海高太朗「日帰りとか1泊であれば、天気を見ながら僕は旅先を決めますね。もちろん2泊・3泊で行くのであれば早めに手配するってことも大事ですけど、(旅行先が)近郊であれば(旅行まで)1週間を切ってからどこに行こうかって決める感じですかね」
長野智子「へぇ〜」
鳥海「僕、先週月曜日に京都のホテルに泊まったんですけど」
鈴木敏夫(文化放送解説委員)「(宿泊料金は)高いでしょ?」
鳥海「シングルで1万5000円〜2万円っていうのが一時期続いていたんですけど、いまオフシーズンで、こないだ5500円でした」
鈴木「あっ、安くなってるの!?」
長野「それって、どのクラスのホテルですか?」
鳥海「ビジネスホテルで、建ってから4、5年くらいの京都の新幹線側の駅前のホテルだったんですけど」
長野「へぇー!」
鈴木「京都で5000円台って聞いたことないんですけども。なぜですか?」
鳥海「これはわかりやすくて。冬っていうのは世界的に旅行客が多くないっていうのがまず1つ。で、中国も含めた旧正月がこないだ1月末から2月の頭までで終わったと」
鈴木「あー、そっかぁ」
鳥海「で、もう1個は学生さんの卒業旅行が減っている」
長野「あぁー!なんで減っているんだ?」
鳥海「やっぱり昔に比べて旅行に対しての熱がちょっと低くなっているかなぁっていう…」
長野「あぁー、そうですか!?」
鈴木「昔は修学旅行とか大変なイベントだったですけども」
鳥海「まぁ、特に卒業旅行は行く人が減っていますね。お金の使い方が分散されて、オンラインゲームや推し活に使うとか…」
鈴木「旅行は行きたい時に友達と行けばいいや、と?」
鳥海「っていうのがありますね。あともう1個は、いま日本が一番強いコンテンツっていうのが桜なんですよね。桜(の開花)って、3月後半から4月にかけてですけど、お金持ちの方も含めて『いま日本に行くなら3月後半以降だろう』と」
長野「まぁ、そうなりますよね」
鳥海「桜をとにかく見たいっていうのがすごい需要なので、桜が開花する前の寒い時期っていうのは(宿泊費が)安くなる。だから、日帰りを含めて、いま(旅行に行くなら)京都がすごいおすすめですね」