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【PickUp】廃校になった小学校が蒸溜所に!飛騨高山蒸溜所

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飛騨高山蒸溜所で来訪者を迎える木彫りの猫(C)Dear WHISKY

3000m級の山々に囲まれた岐阜県高山市。その市街地から車で40分かかる雄大な山々の奥深くに飛騨高山蒸溜所はあります。

飛騨高山蒸溜所は2007年に廃校となった後も地域のコミュニティー施設として大切にされてきた「旧高根小学校」を活用して誕生しました。

地域の思い出である学校に蒸溜所という新たな価値を付け加え、地域の宝として後世に残していきたいという強い想いがあるそうです。

本記事では、そんな飛騨高山蒸溜所のウイスキーづくりをご紹介します!

【写真】飛騨高山蒸溜所(全5枚)

飛騨高山蒸溜所とは

飛騨高山蒸溜所は、2023年3月に岐阜県高山市で創業した蒸溜所です。
2007年に廃校となってしまった小学校を活用して作られており、体育館はウイスキーの製造現場、教室は樽の熟成庫として利用されています。

廃校となった当時の状態を可能な限り保存している施設には、今も生徒や先生が楽しく学校に通っているかのような雰囲気が残っています。

校長室の表札が今も残されている(C)Dear WHISKY

人々の想いが込められたウイスキーづくり

飛騨高山蒸溜所の建設計画では、広大な敷地、気温と湿度などウイスキーづくりに適した要素を持つ場所として旧高根小学校が建設場所の候補に挙がっていました。

さらに、長い時間をかけて熟成させるウイスキーをつくる場所として、校舎内に残る当時の生徒の息吹を感じさせる雰囲気など、これまで学校に通ってきた数多くの人々の想いが感じられる旧高根小学校はピッタリだったため、建設場所として決定されたそう。

飛騨高山蒸溜所はデータを活用した正確さと直感の両方を活用して、甘みがしっかりとあり華やかで、ずっと飲んでいられるようなウイスキーを目指しているおり、シングルモルトの発売は旧高根小学校が廃校となってから20年が経つ目前の2026年を予定しているそうですよ!

体育館のステージに立つ蒸溜器(C)Dear WHISKY

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