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上粕屋 青柳好満さん 84歳、情熱再び ゲートボールで全国へ

タウンニュース

自宅の庭で練習に励む青柳さん

6月21日(土)、22日(日)に福島県で開催される「第40回全国選抜ゲートボール大会」に、伊勢原市上粕屋の青柳好満さん(84歳)が出場する。青柳さんは平塚にあるチーム「湘南」のメンバーで、県予選男子の部で優勝を果たし、全国への切符を手にした。青柳さんが全国規模の大会に出場するのは14年ぶり。

青柳さんがゲートボールを始めたのは60歳の時。当時のJAいせはらに勤務していた際、クラブ活動の事務局を担当したことがきっかけだった。当初は「1人で気軽にできる」と感じたという。しかし、奥深さに魅せられ、指導者のいる横浜のチームに所属、本格的に競技に取り組むようになった。67歳で国内大会最高峰とされる「全日本ゲートボール選手権大会」に初出場、70歳で2度目の出場も果たした。

湘南チームに移籍したのは8年ほど前。以前所属していた横浜のチームに通うのが距離や時間などの問題などで難しくなったためだ。平塚には実力のあるチームが多く、レベルの高い環境でプレーを続けたいと考えたという。再び全国規模の舞台を目指し続けてきたが、思うように結果が出ず悩んだ日々も。それでも朝5時から1時間半のウォーキングと自宅での練習を欠かさずに続け、14年ぶりにそのチャンスを掴んだ。

チームの力合わせて

今回出場する6人のチームメンバーの中では最高齢という青柳さん。ゲートボールの魅力について、「チームワークが全て」と語る。「個人の力だけでは決して勝つことはできない。メンバー同士の連携が重要であり、精神的な支え合いも欠かせない」と、これまでの出場経験も活かしながら、本番に向け研鑽の日々を送る。

全国選抜ゲートボール大会は、65歳以上のベテラン選手を対象に男女合わせて96チームが出場予定で、各都道府県から強豪が集う。今回の大会に向けて、青柳さんは「まず予選を突破することが不可欠。1日目から2日目の午前中までが勝負となる」と意気込む。培ってきた経験とチームワークを武器に、頂点を目指す。

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