異国情緒あふれる空間で味わう絶品フォー 立町にオープンしたベトナム料理『アオババ』で本場の味を堪能しました 姫路市
姫路市立町に大阪や岡山に複数店舗ある「アオババグループ」(姫路市)の新店舗が3月にオープンしました。本場のベトナム料理が食べられる同店へ取材に行ってきました。
場所は姫路駅から徒歩約10分。”姫路ゆかたまつり”で親しまれる「長壁神社」のすぐ近くです。軒先の異国情緒漂うカラフルなランタンに入る前からワクワクします。
店内に一歩足を踏み入れるとそこは別世界。ベトナムの雑貨やインテリアで溢れ、まるで現地の食堂にいるかのような感覚を味わえます。
約30年前の大学卒業後、旅好きのオーナー岡本さんは「旅だけではわからない世界があるから住んでみよう」という考えのもと、ベトナムへ渡りました。その時に食べた現地の料理に感動し「この味を学びたい!」とレストランで働きながら料理を教わったのだそう。
帰国後は「現地の味を忠実に伝えたい」とベトナム料理店を次々と出店。岡本さんの手掛ける本場さながらの料理と空間は、在日ベトナム人をはじめ、日本人からも愛されています。
修行時代の面白いエピソードを聞いていると、店長のクエンさんが「できましたよ~」と言いながら料理を持ってきてくれました。岡本さんは明るくまっすぐな性格で、クエンさんは笑顔が魅力的です。二人の人柄そのままの店内は温かくアットホームな雰囲気で、とても居心地が良い空間です。
豊富なメニューから「フォーランチセット」と「ベトナム前菜3点セット」を試食させてもらいました。
セットの「フレッシュサラダ+ミニデザート」は「ベトナム煮豚ご飯」に変更できます。普段は最初に提供される「前菜3点セット」も同じタイミングでお願いしました。エスニックな香りが食欲を刺激します♪
前菜のもっちりとした「生春巻き」はエビのぷりぷり食感が楽しい逸品。お肉たっぷりの「ベトナム煮豚ご飯」はご飯が進む味付けで、カリカリのナッツと絶妙にマッチします。現地の味を再現する為、食材や調味料は全てベトナムから取り寄せるこだわりぶりです。
6種類のラインナップから選ぶことが出来るフォーは「牛肉3種類盛りフォー」をチョイス。
スープを一口飲んで旨味にびっくり!牛骨と固まり肉を豪快に炊き込んでいるのでコクがあり、それでいてゴクゴク飲めるほどに後味はあっさりとしています。多くの人が飲み干してしまうのも頷ける美味しさです。これはやみつきになる!
麺は絹のように柔らかく、なめらかなのど越しです。日本人はタピオカ粉を含むコシのある麺を好みますが、本場の麺は非常に柔らかいのだとか。日本であっても妥協せず、現地の食感や味わいにこだわる岡本さんに深いベトナム愛を感じました。
店名の『アオババ』は”普段着”という意味で、誰でも気軽に食べに来て欲しいという想いが込められています。肩肘はらず普段使いで楽しめる、ベトナムの魅力がいっぱい詰まった同店でトリップ気分を満喫してくださいね♪
場所
アオババ 姫路店
(姫路市立町52)
営業時間
ランチ 11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー 月~土曜日:17:30~22:30(L.O.22:00)
日曜日:17:30~21:30(L.O.21:00)
定休日
木曜日
TEL
079-280-8037
駐車場
3台