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【京都ツウ】日本三大祭『祇園祭』発祥地!季節の花も咲く都会のオアシス的池泉庭園「神泉苑」

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【京都ツウ】日本三大祭『祇園祭』発祥地!季節の花も咲く都会のオアシス的池泉庭園「神泉苑」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は中京区、二条城南に立地する池泉庭園有するお寺。その起源は古く、日本三大祭・祇園祭ゆかりの場所。

平安京の歴史を知るかつての古代庭園を有する祇園祭ゆかり寺院

中京区、二条城南に位置するかつての古代庭園有する東寺真言宗寺院『神泉苑』。

その歴史は古く、794年平安京遷都と共に造営された平安時代の皇居付属庭園で、日本の古代庭園の一つとして知られています。日本書紀にも記された庭園で、かつて天皇や貴族たちの遊興の場として利用されました。

そして日本三大祭の一つ、祇園祭の発祥地。祇園祭の起源とされる「祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)」は、当時全国に疫病が流行したことに伴い、貞観11年(869年)に国の数と同じ66本の鉾を立てて悪霊を祓う儀式をここ神泉苑で執り行いました。それが祇園祭の原型と言われ、その後八坂神社を中心に執り行われ、鉾や山車が町を練り歩く姿はその名残りとも伝わっています。

境内入って広大な池『法成就池』には石橋がかかり、拝殿からその奥社『善女竜王社』。平安時代に空海が天竺から勧請したと伝わる龍神、雨乞いの神・善女龍王を祀っています。後に真言宗の東寺の管轄下にある雨乞い寺院となり、古くから祈雨の儀式が行われてきました。

社の背景にある古墳めいた『中嶋』。見落としがちですが、こちらがその神聖な場所。

さらに西側に朱色の太鼓橋『法成橋』が架かり、本堂や回遊式ルートに繋がります。

季節を問わず、どんな日照りの年にも涸れることなく、平安時代中期には灌漑用水としても利用された神泉苑。

こちらは江戸時代の古地図。
この時代には、徳川家康が造営した二条城場内に神泉苑の大部分が取り込まれて、その水源である「神泉」も城内に取り込まれていたと伝わっていますが、その様子が地図からもわかります。

よく地名『御池』の由来が神泉苑であると俗に言われていますが、その事実が確認できないことから、最近では疑問視する声も上がっているとか。

すぐ近くには二条城や地下鉄駅もありますが、山茶花が咲き乱れ、まだつぼみですが桜の木もあり、ゆったり過ごせるベンチなども設置され、街中のオアシス的場所。

特にこれから春めく陽気になれば、季節の花も咲きほころび、境内を散策するにも良さそうです。ご参考に。

詳細情報

名称:神泉苑
場所:京都市中京区門前町166
電話:075‐821‐1466
公式サイト:http://www.shinsenen.org/index.html

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