【市川市】アニソンシンガー裕都さん
世界的に人気の高い日本のアニメ。
主題歌であるアニメソング(アニソン)も多くのファンを魅了しています。
アニソンをこよなく愛し、歌手としても活動する裕都さんに話を聞きました。
心に刻まれたアニソンとの出合い
裕都さんがアニソンに目覚めたきっかけは、子どもの頃に両親に連れていってもらった、水木一郎さんなどが出演するアニソンライブ。
パワフルに熱唱する姿に衝撃を受け、心に深く刻み込まれました。
幼い頃からドラム教室に通っていた音楽好きの裕都さん。
高校生になると、スマートフォンのアプリを使って、作曲を始めるように。
音楽に触れるにつれ人前で披露したいという思いが高まり、ボーカルとして客も参加できるライブハウスで歌声を披露。
店の人から誘われて、2020年、歌手として初ステージに。
折しもコロナ禍で思うように活動できない時期でしたが、「お祭り出演者募集」の文字を見つけて応募。
歌う裕都さんの姿を見て声を掛けてきたのが、町田市のご当地ヒーロー。
楽曲提供を頼まれ、活動範囲が広がっていきました。
アニソンにこだわり歌い続ける理由
現在はアニソンイベントへの出演の他、メタル系シンガーとのユニット「エメラルドキング」としても活動中。
23年に市川市のご当地ヒーローテーマソングを製作。
ヒーローショーなどで熱唱し、会場を盛り上げています。
「子どもたちと接する機会が増え、より多くの方に歌声を届け、笑顔を見たいと思うようになりました」と語る裕都さん。「テレビアニメで自分のアニソンを歌うのが夢。アニメ専属歌手が減ってきている今だからこそ、アニソンらしいアニソンにこだわっていきたい」。
夢や希望を歌に乗せ、裕都さんは走り続けます。