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平均年齢74歳超えの「球児」たちが白球を追う 守谷市のソフトボールクラブ「みずき野Moderato」

チイコミ!

平均年齢74歳超えの「球児」たちが白球を追う 守谷市のソフトボールクラブ「みずき野Moderato」

守谷市に、平均年齢74歳を超えるシニアソフトボールクラブがあります。

練習の時は全員、胸に「Moderato(モデラート)」の文字が入ったユニホーム姿。

楽しい雰囲気が自慢のチームです。

最高齢者は82歳! 練習は週2回

みずき野モデラートの皆さん。会員の喜寿祝いで記念撮影

チーム名の「Moderato」はイタリア語で「控えめな、節度ある」という意味ですが、
「マイペースという意味も含みます」と監督の奥谷博信さん。

スポーツを通じた「出会い」と「語らいの場づくり」をモットーに18年前に結成され、現在29人が在籍。

入会後にソフトボールを始めた人が大半です。

練習は、みずき野野球場(第1調整池)で、火曜と金曜の午前中に約2時間。

けが防止のため、ランニング、ラジオ体操、ストレッチ、軽い筋トレを入念に30分間行った後、キャッチボール、トスバッティングと守備・打撃練習をします。

キャッチボール、守備練習など基礎を反復して行います

アウトが取れれば、「ナイスプレー!」

練習の参加者が16人を超えると、紅白戦を楽しみます。

失策や暴投は日常茶飯事、アウトが取れれば「ナイスプレー!」。

月例会(懇親会)では、ビデオ撮影した紅白戦を観賞。

スクリーンに珍プレー・好プレーが映し出されるたびに大盛り上がりなのだとか。

9月には、プロ野球の雰囲気が楽しめる「ナイター紅白戦」も。

勝敗にこだわる対外試合を行わないのも、このチームの特徴です。

会員の健康を気遣い「体力測定」も

互いの健康を気遣って、毎年春には「体力測定」を行い、体力の維持を図っています。

活動状況を伝える「ソフト便り」を毎月発行、会員同士の意思疎通に役立てています。

会員からは「屋外で体を動かす清々しさを味わえる他、仲間との交流も満喫」「仲間内の紅白戦なので、エラーも気にならない。夕食時のビールがおいしい」と喜びの声ばかり。

「グラウンドで元気よくプレーをしている姿が楽しそうだったので」と入会する人も少なくないそうです。(取材・執筆/寅)

監督の奥谷博信さん(左)と事務局の高塚雅夫さん

※問い合わせ
電話番号/0297-45-9851
みずき野Moderato 奥谷

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